「Windows 11をそのまま新しいディスクに移行したい」という方にとって、かつてはEaseUSのクローン機能が人気でした。しかし、EaseUSの無料版ではクローン機能が有料化されてしまい、手軽に使えるソフトが減っています。
そこで今回は、Hasleo Disk Cloneという無料で使えるディスククローンソフトを試してみました。その使い方や感想をブログ記事にまとめます!
Hasleo Disk Cloneとは?
Hasleo Disk Cloneは、Windows専用の無料ディスククローンソフトです。以下のような機能が備わっています:
- システム全体のクローン作成
Windowsを含むディスク全体を新しいディスクにコピーします。 - データドライブのクローン作成
システム以外のデータ用ディスクも簡単にコピー可能。 - HDDからSSDへの移行
速度アップを目指してHDDからSSDへ移行するのに便利。 - パーティションの自動調整
新しいディスクのサイズに応じて、自動的にパーティションを最適化します。
初心者にもわかりやすい操作性が魅力で、クローン作業が初めてでも安心して使えるツールです。
クローン作成の準備
Hasleo Disk Cloneを使ってクローンを作成する前に、以下の準備をしておきましょう。
- ソフトのインストール
Hasleoの公式サイトからソフトをダウンロードしてインストールします。公式サイトから入手することで、安全に利用できます。
→Hasleo
https://www.hasleo.com/ - 新しいディスクを用意
コピー先となる新しいディスク(HDDやSSD)を準備します。元ディスクよりも大容量であることを確認してください。 - バックアップを取る
データの消失を防ぐため、重要なファイルは事前にバックアップを取っておくことをおすすめします。
実際の操作手順
Hasleo Disk CloneでWindows 11をディスクごとコピーする手順を解説します。
1. ソフトを起動して「システムクローン」を選択
Hasleo Disk Cloneを起動すると、3つの機能が表示されます:
- システムクローン
- ディスククローン
- パーティションクローン
ここでは、「システムクローン」を選びます。
2. クローン元とクローン先を選ぶ
- クローン元:現在のWindows 11がインストールされているディスクを選択。
- クローン先:新しいディスクを選択します。
3. クローン設定を確認
Hasleoは自動的にディスク構造をコピーしますが、必要に応じてパーティションサイズを調整することもできます。
4. クローン作業を開始
「クローン開始」をクリックすると作業が始まります。データ量やディスクの速度に応じて時間がかかるため、PCを操作せずに待機してください。
実際に試してみた感想
使いやすさ
インターフェースが非常に直感的で、初心者でも迷わず操作できました。
処理速度
今回は500GBのディスクをクローンするのに約6分かかりました。これは標準的な速度です。
結果
新しいディスクでWindows 11が問題なく起動しました!Windowsライセンス認証もそのまま引き継がれていたため、余計な設定を行う必要がありませんでした。
注意点とまとめ
注意点
- ディスクの容量:クローン先のディスクは、元ディスクのデータ量を上回る容量が必要です。
- バックアップの重要性:作業前に必ずデータをバックアップしておきましょう。
まとめ
EaseUSの有料化で困っていた方にとって、Hasleo Disk Cloneは無料で使える救世主のような存在です。システム移行やバックアップのためのクローン作成を、初心者でも簡単に行えます。
新しいディスクへのWindows移行を考えている方は、ぜひHasleo Disk Cloneを試してみてください!
→Hasleo