今回は、パソコンの自作に興味がある方に向けて、パーツの選び方についてご説明させていただきます。
はじめに
自作パソコンと聞くと難しそうに感じるかもしれませんが、基本的な知識があれば、誰でもチャレンジできるものです。また、BTOパソコンという選択肢もありますので、そちらについても触れていきたいと思います。
BTOパソコンとは
BTOパソコンは、専門ショップで基本構成をベースに、予算や好みに合わせてカスタマイズできるパソコンです。完成品で届き、動作保証もついているので、初めての方でも安心して購入できます。
[PR]
→BTOパソコンのサイコム
予算について
パソコンの価格帯は、使用するパーツの性能によって大きく変わります。
- 10万円前後:一般的なオフィスワークや軽いゲームが可能
- 20万円前後:高性能でゲームやビデオ編集がストレスなく可能
- それ以上:最新ゲームや3D作業にも対応可能
パソコンに必要な基本パーツ
- マザーボード:すべてのパーツを接続する基板
- CPU:パソコンの頭脳となる処理装置
- メモリー:データを一時的に保存する装置
- ストレージ:データを永続的に保存する装置
- 電源ユニット:各パーツに電力を供給
- PCケース:すべてのパーツを収納
- グラフィックカード:必要に応じて追加(※CPUに内蔵されていない場合は必須)
パーツ選びの手順
1. 使用目的を決める
まずは、パソコンで何をするのかを明確にしましょう。
- オフィスワーク用
- ゲーミング用
- 動画編集用 など、目的によって必要なスペックが変わってきます。
2. CPUとGPUの選択
CPUはIntelとAMDの2社から選びます。
- Intel:Core i3、i5、i7、i9(数字が大きいほど高性能)
- AMD:Ryzen 3、5、7、9(数字が大きいほど高性能)
GPUは主に3社から選べます:
- NVIDIA:GeForceシリーズ
- AMD:Radeonシリーズ
- Intel:Arcシリーズ(比較的新しい)
3. マザーボードの選択
CPUと互換性のあるものを選ぶことが重要です。確認ポイント:
- ソケット形状の一致
- チップセットの対応
- サイズ(ATX、microATX、Mini-ITX)
4. メモリーの選択
- 容量は16GB以上を推奨
- マザーボードの対応規格を確認
- デュアルチャンネル対応なら、同じ容量を2枚使用
5. ストレージの選択
- システム用にSSDを推奨(起動が速い)
- データ保存用に大容量HDDを追加可能
- 最低512GB、できれば1TB以上を推奨
6. 電源ユニットの選択
- 80PLUS認証があるものを選択
- 必要な電力の1.7~2倍の容量を確保
- ケーブル着脱可能なモデルが扱いやすい
7. PCケースの選択
- マザーボードサイズに合わせる
- 各パーツが収まるサイズを確認
- 冷却性能を考慮
- デザインは好みで選択
自作パソコンのメリット:
- 好みのカスタマイズが可能
- 後からの性能アップが容易
- コストパフォーマンスが良い
デメリット:
- 初心者には知識が必要
- 故障時の対応が必要
- 部品間の相性確認が重要
興味のある方は、まずはBTOパソコンから始めてみるのもおすすめです。パーツの知識が増えてきたら、ぜひ自作にチャレンジしてみてください。
[PR]
→コスパに徹底的にこだわる方に選ばれています。パソコン買うならBTOの【FRONTIER】