今回は、車のヘッドライトの黄ばみや曇りを除去して、クリア塗装を行う方法をご紹介します。私が愛用しているのは、自分で簡単に施工できる「ソフト99のウレタンクリアー」。過去にも2台に使用しており、今でもツヤツヤの状態を保ってくれています。とても優秀なアイテムだと思っています。
今回もこの「ウレタンクリアー」を使って施工しましたので、その様子を詳しくご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。
今回施工したヘッドライトの状態
今回作業を行ったのは、約15年前の車のヘッドライト。
パッと見はキレイに見えますが、よく見ると黄ばみやくすみが見られます。
おそらく一度はヘッドライトを磨いた形跡があり、表面のクリア層が剥がれてザラついている状態でした。
施工前後のビフォー・アフター
まずは結果からお見せします。
施工前: 黄ばみが目立ち、ライトの透明感がありません
施工後: 透明感が戻り、ツヤが出て美しく仕上がりました
写真で見るよりも実物のほうが違いがはっきり分かります。
特に右側のヘッドライトは非常に良い仕上がりになったと思います!
作業前の注意点
私は車のプロではなく素人です。
事前にプロの方からアドバイスはいただきましたが、実際の施工はDIYで行っています。
そのため、この記事はあくまで「参考例」としてお楽しみください。
同じようにやっても必ず成功するとは限りません。
実は今回、左側のヘッドライトの塗装で液だれによる失敗も経験しました…。
その様子も含めて紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ステップ① マスキング作業
最初にヘッドライト周辺をマスキングテープで保護します。
ボンネットを少し開けて作業しやすくするのがポイント。
ステップ② 下地処理(サンドペーパー)
下地処理は非常に重要です。今回は傷が浅かったため、600番のサンドペーパーからスタートしました。
磨きの順番は以下の通り:
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600番
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800番
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1000番
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1200番
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1500番
※水をかけながらサンドペーパーで磨いていきます。
ヘッドライトが真っ白になって不安になる瞬間もありますが、番手を上げていくことで透明感が戻ってきます!
ステップ③ 養生作業(マスカー)
ヘッドライトだけを出すようにして、マスカーでしっかり養生します。
おすすめは幅が広め(100cm程度)のマスカーを使うこと。
私は55cmのマスカーを使用しましたが、幅広のほうが効率が良いです。
養生時のポイント:
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隙間なくしっかり貼る
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フロントガラス側も忘れずに保護
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マスカーは「車用」で検索すると便利
ステップ④ ウレタンクリアー塗装
いよいよ「ソフト99 ウレタンクリアー」の出番です!
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缶の底の棒を押し込んで硬化剤と混ぜる
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逆さにして10分置く
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30回ほどよく振る
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吹き付けの流れ:
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1回目: 軽く全体にスプレー(薄く)
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2回目: 均一に全体へスプレー
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3回目: 少し厚めに、ツヤを出すイメージで
※1回ごとに5〜10分の乾燥時間を挟みます。
液だれに注意!
今回は左側のヘッドライトでクリア層を厚く塗りすぎてしまい、液だれが発生。
その時のスプレーの様子も確認できますが、「ちょっと吹きすぎたかな…」という迷いがそのまま失敗につながりました。(その様子は動画でご覧ください↓)
※この部分は、1週間ほど乾燥させてから磨いて修正予定です。
作業のポイントと感想
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サンドペーパーで白くなる瞬間が一番不安。でも磨いていくと透明感が戻ってきます。
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ヘッドライトの曲面に合わせて手のひらで丁寧に磨くのがコツ。
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クリア塗装は「10分待って1分作業」の繰り返し。
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スプレーは厚すぎず、薄すぎず、「ちょうど良い量」を意識するのが大事。
まとめ:DIYでもここまでキレイになる!
今回のビフォーアフターを改めて見ると、思った以上にキレイになって大満足!
ソフト99 ウレタンクリアーは、個人的に本当にオススメできるアイテムです。
仕上がりやツヤ、耐久性にも優れていて、DIYでも十分に納得のいく結果が得られます。