車のヘッドライトをDIYでキレイにしたい皆さん、こんにちは。今回は、ウレタンクリア塗装に挑戦したときに発生してしまった「液だれ」を、紙やすりとコンパウンドで修正した方法をご紹介します。
私自身、今回初めての修正作業だったので、「これが正解!」とは言い切れません。しかし、実際にやってみた工程と感想を丁寧にまとめましたので、同じように悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
※注意:やすり作業をするため、細かい傷がどうしても残る場合があります。作業は自己責任でお願いします!
前回の失敗を確認
まず、前回ウレタンクリアを施工したときの失敗を確認します。
ヘッドライトの下側に液だれが目立つ箇所が2か所ありました。
特に下側の液だれが大きく、見た目にもかなり気になります。
上側にも液だれはありましたが、こちらはそれほど目立たないので、今回は下側をメインに修正していきます。
作業の準備
修正に入る前に、しっかりと準備をします。
1. ヘッドライト周りを養生する
マスキングテープを使って、ヘッドライト周辺をしっかり保護します。
万が一、紙やすりが塗装面に当たってしまっても、車のボディを傷つけないためです。
2. ヘッドライトを水洗いする
ほこりや汚れを落とすために、ヘッドライト全体をきれいに水洗いします。
汚れが残ったまま磨くと、かえって傷が広がる可能性があるため、ここは丁寧に行います。
紙やすりで液だれを修正
1. 1500番の耐水ペーパーで磨く
まず、どの番手から始めるか迷いましたが、「1500番」からスタートすることにしました。
耐水ペーパーを水でよく濡らし、力を入れすぎないようにやさしく縦横にこすります。
この段階では、ヘッドライト表面が少し白っぽく曇った感じになりますが、問題ありません。
液だれ部分の盛り上がりがある程度削れたら次の工程に進みます。
2. 2500番の耐水ペーパーで仕上げ磨き
次に、2500番の耐水ペーパーでさらに細かく磨きます。
こちらも水をたっぷり使い、優しく丁寧に磨きます。
ここで注意したいのは、せっかく吹き付けたウレタンクリア層を削りすぎないこと。
磨きすぎると、クリア層が完全になくなってしまい、また一からやり直しになってしまいます。
3. 3000番の耐水ペーパーで最終磨き
さらに細かい3000番の耐水ペーパーで磨きます。
この作業をすると、ヘッドライトの表面がつるつるとした手触りに変わってきます。
液だれ跡もほぼ目立たなくなりました。
コンパウンドで仕上げ
最後に「極細コンパウンド」を使用します。
タオルに少量取り、ヘッドライト表面を優しく磨いていきます。
その後、水で洗い流して状態を確認。
細かい傷がまだ残っていたら、さらにコンパウンドで磨き直します。
修正後のヘッドライトの様子
磨き終わった状態を見てみると、
大きな液だれの盛り上がりはすっかり目立たなくなりました!
マスキングテープを剥がして仕上がりを最終チェック。
細かな気になる部分はありますが、全体としては十分満足できる仕上がりになりました。
まとめ
今回は、ウレタンクリア塗装に失敗して液だれしてしまったヘッドライトを、
・マスキングで養生
・ヘッドライト水洗い
・1500番、2500番、3000番の耐水ペーパーで磨き
・極細コンパウンドで仕上げ
という順番で修正しました。
正直なところ、初めての作業だったので不安もありましたが、思った以上にきれいに直すことができました。
もしヘッドライトクリア施工で失敗してしまった方がいたら、今回のやり方を参考にしてみてください。
ただし、やすり作業にはリスクもありますので、十分に注意して自己責任でお願いしますね!
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