こんにちは。今回は初心に戻って、「パソコンの基本的な使い方」について、ゆっくり丁寧にご紹介します。
テーマは、「パソコンとプリンタの接続方法」です。
夏から秋にかけて、「プリンタが動かない」「パソコンがプリンタを見つけない」という相談が毎年多く寄せられます。
今回は、そうしたお悩みを解決するための方法を、基本から応用までご紹介します。
よくあるプリンタのトラブル
プリンタがうまく動かない理由はいくつかあります。
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プリンタドライバが古い
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そもそもドライバがインストールされていない
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プリンタを長期間使っておらず、インクが詰まっている
今回は以下の内容を中心に解説していきます。
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パソコンにプリンタドライバをインストールする方法(インターネットから最新版を入手)
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プリンタのWi-Fi接続方法
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インクの通常クリーニングと強力クリーニング
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それでも直らない場合の、プリントヘッド洗浄方法
使用するプリンタ:Canon PIXUS iP7230
今回使用するプリンタは、やや古めのCanon製「iP7230」。
半年ほど放置されていたため、黄色のインクが出ないというトラブルがあります。
では、ここからステップごとに進めていきましょう!
ステップ①:プリンタドライバとは?
プリンタドライバとは、パソコンとプリンタの通訳のような役割をするソフトです。
ドライバがなければ、パソコンがプリンタに命令しても、正しく印刷できません。
多くのプリンタにはドライバCDが付属していますが、今回はCDを使わずインターネットから最新ドライバをダウンロードします。
理由は、CDのドライバが古く、最新のWindowsに対応していない場合があるからです。
ステップ②:Canon公式サイトからドライバをダウンロード
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ブラウザで「canon.jp」と検索し、キヤノンの公式サイトへアクセス
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上部メニューから「サポート」→「ソフトウエアダウンロード」を選択
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商品グループ:「パーソナルプリンター」→「インクジェットプリンター」→「PIXUS iP」→「iP7230」
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OSを選択し、対応するドライバをダウンロード
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ダウンロードしたファイルを開いてインストール開始
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使用許諾に「はい」で同意し、「無線LAN接続で使用する」を選択
ステップ③:プリンタのWi-Fi接続(液晶なしモデルの場合)
iP7230のような液晶画面がない機種では、以下の手順でWi-Fi設定を行います。
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プリンタのWi-Fiボタンを長押し
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ランプが点滅したら指を離す
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その間にWi-Fiルーターの「AOSS」ボタンを長押し
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数十秒で自動的に接続されます(Wi-Fiランプが点灯)
ステップ④:パソコンからプリンタを検出・登録
プリンタがネットワークに接続されたら、パソコンに戻ってドライバのセットアップを続行。
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ネットワーク上のプリンタを検索
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Canon iP7230が表示されたら「次へ」をクリック
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接続完了後、印刷可能な状態になります
ステップ⑤:インクが出ないときの対処法
半年以上放置されたため、黄色のインクが出ない状態になっていました。
1. ノズルチェック
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プリンタのメンテナンスメニューから「ノズルチェック」を印刷
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色ごとの線が正しく印刷されるか確認
2. 通常のヘッドクリーニング
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「すべての色」を選択してクリーニング
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終了後に再度ノズルチェック
3. 強力クリーニング(インク大量消費に注意)
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実行前にインク残量を確認
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終了後は30分ほど放置し、再チェック
ステップ⑥:どうしても直らないときの「プリントヘッド洗浄」
最終手段は、プリントヘッドの手動洗浄です。
※自己責任となり、メーカー保証外になる可能性があります。
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電源を切り、インクカートリッジを外す
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プリントヘッドを慎重に取り出す
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アルコールを使ってやさしく洗浄
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乾燥させた後に元に戻す
ただし、これはプリンタが壊れるリスクもあるので、壊れても後悔しない機種での実行を推奨します。
結論:直らない場合は買い替えを検討
今回は手動洗浄まで行いましたが、黄色のインクは回復せず…。
過去の経験からも、この状態になるとプリントヘッドの交換が必要になることが多いです。
しかし、部品代や手間を考えると、新しいプリンタの購入をおすすめします。
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修理:1万円以上かかるかもしれない
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新品購入:2万円前後で安定して長く使える
というわけで、私は新しいプリンタを購入するという選択をしました。
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今回は、「プリンタがパソコンにつながらない」「印刷できない」といったトラブルを解決するための手順を、基本から応用までご紹介しました。
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ドライバの重要性
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Wi-Fi接続の手順
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クリーニングとメンテナンス方法
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最終手段としての洗浄方法
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そして、直らない場合の買い替えの判断
この内容が、あなたのプリンタトラブル解決に役立てば幸いです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
※この内容は、実際の使用体験をもとにまとめています。環境によって操作が異なる場合もあるため、メーカー公式情報もご確認ください。