写真が動き出す!Google AI Studioで作る“命を吹き込む”動画とは?

最近のAIの進化は目を見張るものがありますが、特に「動画」の分野では驚くほどの進歩を遂げています。

今回は、静止画の写真を“ちょっとだけ動かす”ことで、まるでその場の情景がよみがえるような体験ができる、AI技術をご紹介します。

写真に命を吹き込むAI技術

スマホで撮影した1枚の写真。
それを少しだけ動かしてみると、そのときの空気感や雰囲気まで伝わってくるように感じられます。

実際の例をご覧ください。


📸 写真

🎥 動画


どうでしょうか?
動きが加わることで、シーンの臨場感が一気に高まりますよね。

しかも、横長の動画だけでなく縦長の動画も作れるので、InstagramやTikTokなどのSNSでも活用できます。

今回使ったのは「Google AI Studio」

この動画を作るのに使ったのは、

Googleが提供するAI開発プラットフォーム「Google AI Studio」です。
Googleアカウントさえあれば、無料で使えるのも大きな魅力です。

Google AI Studio:https://aistudio.google.com/

Google AI Studioってなに?

  • Googleが開発した、AIアプリケーションを素早く作れるプラットフォーム

  • ブラウザ上で動作し、インストール不要

  • 基本利用は無料(生成制限あり)

実際の操作手順

ここからは、写真を動画に変換する手順を詳しくご紹介します。

1. Google AI Studioにアクセス・ログイン

  • 公式サイトにアクセス

  • Googleアカウントでログイン

  • 利用規約に同意して初期設定を済ませる

2. 「GenerateMedia」から「Veo」を選ぶ

「Veo」は画像から動画を生成するためのツールです。

3. 写真をアップロード

「画像をアップロード」ボタンから、JPGまたはPNG形式の写真を選びます。
なるべく高解像度でブレのない写真を使うのがコツです。

4. 動画の設定を行う

  • 動画の縦横比
    横長→16:9、縦長→9:16

  • 動画の長さ
    5秒〜8秒が選べます(今回は8秒)

5. 動きを指示する「プロンプト」を入力

AIに「どんな動きをしてほしいか」を文章で指示します。
ここが動画のクオリティを大きく左右するポイント!

例:

  • 「髪の毛が風で自然に揺れるようにしてください」

  • 「水面に小さな波紋を作ってください」

  • 「人物が微笑むような表情の変化を加えてください」

※英語で入力する必要があるので、Google翻訳などを活用すると便利です。

6. 作成ボタンをクリック

あとはボタンを押すだけ!
約1〜2分で動画が生成されます。

満足できない場合は設定を調整して再生成も可能です。


作成のコツと注意点

良い動画を作るためのコツ

  • 写真は高画質・明瞭な構図のものを

  • 主体と背景のコントラストがはっきりしているものが◎

  • プロンプトはできるだけ具体的に

使用上の注意点

  • 他人の写真を無断使用しない

  • 人物写真を使うときは本人の同意を得る

  • ディープフェイクなど悪用しない

応用編:絵も動かせる!

写真だけでなく、イラストや絵本の1ページも動かすことが可能です。
たとえば、戦後の日本を描いた絵本の1シーンを動かすと、まるでその時代にタイムスリップしたような感覚に。

ただし、絵の場合は動きが少し不自然になることもありますが、何度か試せば滑らかになっていきます。

動画生成には回数制限もある

Google AI Studioは無料ですが、1日の生成回数に上限があります。
回数を超えるとエラーが出るので、時間を置いて再試行しましょう。


まとめ:写真から動画へ。AIで“記憶”が動き出す!

この技術を使えば、思い出の写真が、まるで記憶を再生するかのように蘇る瞬間を体験できます。
静止画に命を吹き込むことで、あなたの写真はまったく新しい価値を持ち始めます。

しかも、操作は意外と簡単。
難しそうに思えるAI技術も、実際に触ってみると楽しくて直感的です。


今後に期待!AI技術はさらに進化する

現時点では5〜8秒の短い動画しか作れませんが、今後はもっと長く、もっと自然な動画が生成できるようになるはずです。

常に進化し続けるAI技術。
定期的に公式サイトをチェックし、新しい情報や機能に触れてみてください。


ぜひ体験してみてください!

Google AI Studioを使って、あなただけの特別な動画を作ってみてはいかがでしょうか?

  • 思い出の1枚を蘇らせる

  • SNSで差をつける

  • 絵や写真を使った作品づくりに挑戦

新しい表現の世界が、きっとあなたを待っています!

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