
Windows10のサポート終了(2025年10月14日)が迫る中、多くの人が悩んでいます。
「今使っている古いパソコン、もうダメかな…?」
「買い替えるべき? それとも処分?」
そんな中、今回は“システム要件を満たしていない”10年前のデスクトップPCに、Windows11の最新版「25H2」プレビュー版をインストールし、その動作を徹底検証してみました!
今回使ったパソコンのスペック
-
CPU:Intel Core i5-6500(2015年発売、非対応CPU)
-
メモリ:16GB
-
ストレージ:SSD 128GB
-
OS:Windows10(旧環境)
このPCはWindows11の公式システム要件を満たしていません。しかし、本当に「使えない」と言い切っていいのでしょうか?
Windows11 25H2とは?
-
2025年秋リリース予定の、Windows11の次期大型アップデート
-
今回はプレビュー版をダウンロードして検証しました
インストール方法の流れ(簡易解説)
-
25H2のファイルをダウンロード
-
コマンド実行でISOファイルを作成
-
USBメモリに書き込み
-
自動インストール用XMLファイルを追加
-
PCを再起動し、USBから起動 → 全自動インストール開始
→Windows11 25H2 Devダウンロード
https://uupdump.net/known.php?q=category:w11-25h2-dev
→XMLファイルを生成するウェブサイト
https://schneegans.de/windows/unattend-generator/
実際の動作結果に驚愕!
✅ システムは安定動作!
-
起動時間:約10秒
-
CPU使用率(待機時):10%未満
-
メモリ使用量:30%以内
-
再起動なしでアップデートが完了する機能も確認!
✅ 実用アプリの検証
-
Microsoft Edge
→ 2~3秒で起動。YouTubeもニュースも一瞬で表示。 -
エクスプローラー
→ フォルダ表示・検索が高速。 -
設定アプリ
→ 1秒未満で起動。切り替えや検索もスムーズ。
✅ Officeアプリも問題なし!
-
Word:文書編集がサクサク
-
Excel:数万行の処理も余裕
-
PowerPoint:アニメーションも滑らか
✅ エンタメもOK!
-
YouTube 再生
-
Netflixストリーミング
-
大容量動画ファイル再生
→ すべて問題なく再生!
検証から見えた結論
✅ システム要件外でも、Windows11 25H2は“十分に快適”に動作する!
特に今回、16GBのメモリとSSDの組み合わせが快適動作の鍵になりました。
それでも“非対応PC”扱いされる現実
いくら快適に動作しても、Core i5-6500は「非対応」とされ、Windows11の正式サポート対象外です。
そのため、今回の検証終了後はWindows10に戻しました。
(もちろん、こちらも全自動USBで簡単インストール!)
本当に買い替えるべき? 一度立ち止まって考えてみて
要件を満たしていないから「使えない」
そんな常識は、もう古いのかもしれません。
地球環境への配慮、予算の節約、使えるものを大切にする気持ち。
今あるPCを可能な限り活かすことも、大切な選択肢の一つです。
最後に
この検証は完全に自己責任で行ったものであり、今後のアップデートや不具合のリスクは常にあります。
しかし、「まだ使えるPCを活かす」という選択肢があることを、ぜひ多くの人に知っていただけたら嬉しいです。