
今回は、Windows 11 Version 25H2(プレビュー) を「最初から不要なアプリなし」でインストールする方法をご紹介します。
Windowsを新しくセットアップしたとき、Cortana、Xbox、Clipchampなど、あまり使わないアプリが勝手に入っているのって気になりますよね。
しかもそれらを後から削除しようとすると、ひとつずつアンインストールしなければならず、かなり面倒…。
でもご安心ください。
「autounattend.xml」という自動応答ファイルを使えば、Windowsのインストール時に不要なアプリを最初から入れずにセットアップできるんです!
この記事では、その作り方から使い方、インストール後の確認ポイントまで、わかりやすく丁寧に解説します。

🔧 使用するツール:Unattend Generator
autounattend.xmlを手動で作るのは難しそう…
そんな方におすすめなのが、この無料オンラインツールです。
このサイトでは、クリック操作だけで簡単にautounattend.xmlを生成できます。
✅ 手順①:Unattend Generatorで設定を作成する
サイトにアクセスしたら、以下のように順番に設定していきましょう。
1. 基本設定
-
Windowsエディション(Pro, Home など)
-
自動ライセンス同意
-
タイムゾーンやキーボード
-
ユーザー名・パスワード
-
自動ログインの有無

2. 「Remove Apps」セクションを開く
ここが今回のメインポイント!
表示されたアプリの中から、インストール時に入れたくないアプリにチェックを入れていきます。
✅ 削除可能なアプリ例:
-
Cortana
-
Clipchamp
-
Xbox Game Bar
-
3D Viewer
-
Power Automate
-
Solitaire など

✅ 手順②:XMLファイルをダウンロードし、USBに配置
設定が完了したら、ページ下部の「Download unattend.xml」をクリックしてファイルを保存します。
保存したファイルは、WindowsインストールUSBのルートフォルダ(一番上の階層)に配置しましょう。
ファイル名は必ず「autounattend.xml」です。
綴りミスに注意してください。
✅ 手順③:USBからPCを起動し、インストール開始
あとは、USBメモリを使ってPCを起動すれば、
手を触れることなくWindowsの自動インストールが始まり、不要なアプリが最初から入らない状態でセットアップが完了します。
🖥️ インストール後の確認ポイント
インストールが完了して、Windowsのデスクトップが表示されたら、以下を確認してみましょう。
1. スタートメニューでアプリ一覧を確認
-
不要アプリ(Clipchamp、Xbox、Cortanaなど)がないことを確認
2. 「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」でも確認
-
アンインストールしなくても、最初から入っていない状態になっていることが理想です
⚠️ 注意点:削除しすぎに気を付けよう
「カメラ」など、Windowsの基本機能と連携するアプリを削除してしまうと、
カメラ機能が使えなくなったり、特定のソフトが正常に動かない場合があります。
そういった場合は、Microsoft Storeから再インストールすれば問題ありません。
🌟 クリーンインストールのメリット
この方法を使えば、以下のようなメリットがあります。
✅ メモリ使用量が抑えられ、動作が軽くなる
✅ ストレージを無駄に消費しない
✅ 初期設定の手間が減り、PCの立ち上げがスムーズになる
✅ 企業・教育機関・複数台の導入時にも超効率的!
まさに、シンプルで軽快なWindows環境のスタートが叶います。

🖐️ まとめ
今回は、Windows 11をクリーンにインストールするための便利な方法として、
autounattend.xmlファイルの作成と活用方法をご紹介しました。
誰でも無料で簡単に使えるUnattend Generatorを使えば、
初心者の方でも無駄のないWindows環境を構築できます。



