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Windows 11非対応PCは本当にアップグレードできるのか? 実機で検証してみた

今回は、Windows 11のシステム要件を満たしていないパソコンを、実際にWindows 11へアップグレードできるのかどうか検証しました。
公式にはアップグレード不可とされているPCでも、回避方法を使えば可能なのか?その答えを探ります。


検証に使用したPCのスペック

このCPUはWindows 11の公式サポート対象外であり、通常の方法ではアップグレードできないはずです。


【1回目】レジストリ変更での挑戦(Homeエディション)

最初に試したのは、レジストリエディタでTPMやCPUのチェックを回避する方法です。
回避用の設定を追加し、USBメディアからセットアップを実行。
システム要件未達の警告が出ても「承諾」をクリックし、個人ファイルとアプリを保持してインストールを試みましたが、エラーで失敗しました。


【2回目】コマンドプロンプトでの挑戦(Homeエディション)

次に、setup /product serverコマンドを使用する方法を試しました。
これもインストールは開始されましたが、途中でエラー。やはりHomeエディションでは回避が難しいことがわかりました。


【3回目】Proエディションで再挑戦

別PCのWindows 10 Proで同じレジストリ回避方法を試したところ、驚くことにすんなりとWindows 11(23H2)へアップグレード成功しました。

この結果から、

Homeでは不可でも、Proならシステム要件未達でもアップグレード可能なケースがある
という仮説が立ちました。


Home → Proへの変更方法

HomeエディションをProにするには、Pro版のプロダクトキーが必要です。購入方法は以下の3つ。

  1. Microsoft公式ストアから購入

  2. Amazonや家電量販店で正規パッケージ・コード版を購入

  3. パソコン専門店やBTOショップで正規ライセンスを購入

※極端に安いキーは非正規の可能性が高いため注意。

設定 → システム → 詳細情報 → プロダクトキーの変更 から入力すると、Proへの切り替えが始まり、再起動後にProエディションになります。


Pro化後のアップグレード手順

HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\Setup\MoSetup

AllowUpgradesWithUnsupportedTPMOrCPU =1

  1. レジストリエディタで回避用の値を「1」に設定

  2. Windows 11 23H2のインストールメディアを起動

  3. 「更新プログラムは今は実行しない」を選択

  4. 警告画面で承諾 → ファイルとアプリを保持 → インストール

結果、システム要件未達でも23H2へのアップグレードは成功しました。


その後のアップデート状況


検証結果まとめ

  1. Windows 10 Home → 失敗(レジストリ回避・コマンド回避とも不可)

  2. Windows 10 Pro → 成功(Windows 11 23H2まで)

  3. 24H2への更新 → 現在失敗中


注意点


まとめ

今回の検証でわかったのは、

Windows 10 Proなら、非対応CPUでもWindows 11 23H2にアップグレードできる
ということです。

ただし、24H2以降は難易度が上がっており、25H2ではさらに厳しい制限が加わるかもしれません。
実施する場合はリスクを理解し、バックアップを取った上で慎重に行いましょう。

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