
今回の記事では、話題のオペレーティングシステム 「Winux(ウィヌックス)」 を実際にインストールし、数日間使用した体験をレビューします。
Windows11そっくりの見た目を持ちながら、中身はLinuxというユニークなこのOS。
果たして古いパソコンでも快適に動作するのか? そして実用的なのか? 検証結果をご紹介します。
Winuxとは?
一言で言えば、Windows11の外観を忠実に再現したLinuxディストリビューション です。
スタートメニューやタスクバーのデザイン、通知センターの動作まで、細かい部分がWindows11そっくりに作られています。
しかし内部はれっきとしたLinux。これにより、古いPCでも軽快に動作 するという利点があります。
注意点:Winuxは完全無料ではない
多くのLinuxディストリビューションが無料で使えるのに対し、Winuxは違います。
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30日間は無料トライアル
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以降は 35ドル(約5,000円) の支払いが必要
「無料のLinux」と紹介されることもありますが、厳密には 有料ソフトウェア です。この点は見落とさないよう注意しましょう。
動作要件
公式発表によると、最低動作環境は以下の通りです。
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メモリ:3GB以上
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ストレージ:25GB以上
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TPM 2.0や最新CPUは不要
つまり、Windows11にアップグレードできなかった古いパソコンでも問題なくインストール可能です。
実際に使ってみた印象
見た目と操作性
デスクトップに表示されるタスクバーはWindows11とほとんど見分けがつかないほど完成度が高いです。
スタートメニューも「おすすめ」「すべてのアプリ」などが用意され、Windowsユーザーなら迷わず操作できます。
ただし、右クリックメニューや設定画面などには微妙な違いがあります。完全コピーではない点には注意が必要です。
アプリ環境
標準搭載のアプリストア「Discover」から必要なソフトをインストール可能。ブラウザ、オフィスソフト、メディアプレイヤーなど日常的に必要なアプリは一通り揃っています。
さらに、SteamとHeroic Games Launcherが標準でインストール済み。これにより、PCゲームもある程度楽しめます。ただし、オンラインゲームやアンチチート機能付きのタイトルは動作しない場合が多いのが現状です。
周辺機器との互換性
Wi-Fiプリンターを接続したところ、自動でドライバーが認識され、すぐに印刷が可能になりました。USB機器との互換性も高めで、日常利用には十分です。
メリットとデメリット
メリット
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Windows11にそっくりなUIで学習コストがほぼゼロ
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古いPCでも軽快に動作
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日本語対応が充実
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SteamやEpic Gamesも使える
デメリット
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有料(30日後に35ドル)
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Windowsアプリの互換性は不完全
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細部はWindows11と異なり、慣れるまで戸惑う
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新しいOSのため、情報やサポートが少ない
結論:Winuxは誰におすすめか?
Winuxは確かに技術的には興味深い試みです。
古いPCをWindows風に蘇らせたい人にとっては魅力的な選択肢かもしれません。
しかし、UbuntuやLinux Mint、Zorin OSなど、無料で優れたLinuxディストリビューションが多数存在します。その中であえて35ドルを支払う理由は少々薄いのが正直な感想です。
まとめ
Winuxは「Windows風Linux」という点では完成度が高く、初心者でもとっつきやすいOSです。
一方で、無料ではない点と互換性の限界を考えると、導入には慎重な判断が必要です。
「古いPCを蘇らせたいけどWindows11には上げられない」
そんな人には検討の余地がありますが、Linux初心者ならまずは無料のディストリビューションから試すことをおすすめします。
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