
自宅の光回線が遅くて困っていませんか?
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「光回線を引いているのに動画が止まる…」
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「ビデオ会議がカクカクで仕事にならない」
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「プロバイダーに問い合わせても問題なしと言われた」
こんな経験、きっとあるはずです。
実は、光回線が遅い原因の多くは“回線そのもの”ではありません。多くの場合、家庭内の環境や設定に問題があり、それを改善するだけで大幅に速度が向上します。
この記事では、 誰でもできる光回線の速度改善の方法 を、順番にわかりやすく解説します。
ひとつひとつ試していけば、「新品の回線を引き直したの?」と思うほど快適になることもあります。
ぜひ最後まで読んで、今日からネット環境を改善しましょう。
1. まずは「現状の速度」を正しく測る
最初に必ずやってほしいのが速度測定です。
「なんとなく遅い気がする」だけでは改善の方向性が見えません。
まずは数値で状況を把握しましょう。
▶ おすすめの速度測定サイト:Fast.com
Netflix提供の無料サービスで、アクセスするだけで自動計測が始まります。
広告もなく、誰でも簡単に使えるのがメリットです。
表示される単位は Mbps。
数値が高いほど、インターネットが速いという意味です。
▶ 快適な使用の目安
| 使用用途 | 必要速度(目安) |
|---|---|
| YouTubeやNetflix(高画質) | 最低25Mbps / 快適100Mbps以上 |
| 複数端末で動画視聴 | 150〜300Mbps |
| テレワーク+ダウンロード | 300Mbps以上 |
もし大きく下回っている場合は改善の余地があります。
速度は朝・昼・夜の3回以上 測定するのがおすすめ。
時間帯で速度が変動する場合もあるため、平均値を知ることが大切です。
2. 光回線が遅い原因の1つ:「接続方式」を確認する
次に確認するのは IPv4 / IPv6 という通信方式です。
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IPv4 … 古い規格(一般道路)
→ 夜になると混雑しやすい -
IPv6 … 新しい規格(高速道路)
→ 混雑の影響を受けにくく、速度が落ちにくい
特に夜の時間帯に遅くなる人は、ほぼ間違いなくIPv4接続になっています。
▶ 今どちらで接続しているか確認する方法
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プロバイダーのマイページで確認
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「IPv6 確認」と検索 → 診断サイトでチェック
もしIPv4だった場合は プロバイダーにIPv6への切り替えを申請 しましょう。
ほとんどの場合は無料です。
ホームゲートウェイが対応しているか聞かれるので、機器の場所だけ確認しておけばOKです。
これだけで、速度が2倍〜3倍以上向上することも珍しくありません。
3. ルーターやホームゲートウェイの「古さ」をチェック
光回線が遅い原因トップ3の1つが、古い機器の使用です。
▶ 特にチェックすべきポイント
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発売から5年以上経っていないか?
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IPv6対応か?
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Wi-Fiの規格(Wi-Fi5 / 6 / 6E / 7)
古いルーターは最新の通信規格に対応しておらず、速度が出ません。
▶ 選ぶべきルーターは?
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最低:Wi-Fi6対応
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余裕があれば:Wi-Fi6E / Wi-Fi7対応
価格は5,000〜10,000円でも十分高性能です。
▶ 実例
10年前のルーター → Wi-Fi6ルーターに交換しただけで
50Mbps → 500Mbps(10倍) に改善したケースもあります。
4. ネット速度のボトルネックになりやすい「LANケーブル」
意外と見落とされがちですが、LANケーブルも重要です。
ケーブルの規格(カテゴリー)が低いと、
どれだけ高速回線でも速度が制限されてしまいます。
▶ 今選ぶべきケーブル:CAT6A
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1Gbps以上の高速通信に対応
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家電量販店で数百円〜購入可能
ケーブルに「CAT6A」などと印字されています。
もし CAT5e以下 のケーブルなら即交換をおすすめします。
5. Wi-Fiが遅いときに見直すべきポイント
Wi-Fiが遅い原因は“機器”だけではありません。
✔ 周波数帯を使い分ける(2.4GHz / 5GHz)
| 周波数帯 | 特徴 |
|---|---|
| 2.4GHz | 障害物に強いが干渉しやすい |
| 5GHz | 速くて安定だが遠くまで届きにくい |
基本は5GHz、遠い部屋は2.4GHz と使い分けましょう。
✔ ルーターの設置場所を改善する
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家の中心
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床から1mほどの高さ
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金属棚や水槽の近くはNG
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壁の隅にも置かない
ほんの少し場所を移動しただけで速度が改善するケースは多いです。
✔ Wi-Fiチャンネルを変更する
マンションなどでは周囲のWi-Fiと干渉して遅くなることがあります。
「Wi-Fi Analyzer」などのアプリを使えば、空いているチャンネルがわかります。
空いているチャンネルに変更すれば速度が安定します。
✔ 帯域幅の設定を最適化
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5GHz帯 → 40MHzが安定
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周囲にWi-Fiが少ない → 80MHzもOK
6. ルーターを複数持っている場合の裏技:「SSIDを分ける」
複数のルーターがある場合は
SSID(Wi-Fiの名前)を役割ごとに分ける のも効果的です。
例:
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SSID1:仕事用
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SSID2:ゲーム用
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SSID3:スマホ用
帯域を分散できるため、混雑が減って速度が上がります。
7. ここまでやってもダメなら「契約プラン」を確認
最後にチェックすべきは、あなたが契約している光回線のスペックです。
▶ 実は光回線でも速度制限プランが存在する
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最大100Mbps
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最大200Mbps
こういった低速プランの可能性もあります。
また、プロバイダーによっては
夜の時間帯に帯域が混雑して速度低下 が起きやすいところもあります。
契約内容を確認し、必要であればプロバイダーの乗り換えを検討しましょう。
【まとめ】家庭内改善で光回線は“驚くほど”速くなる
光回線の速度は、回線そのものよりも家庭内の環境に大きく左右されます。
今日できる改善ポイントはこちら:
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速度を測定する(Fast.com)
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IPv6接続に切り替える
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古いルーターを交換
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LANケーブルをCAT6Aに変更
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Wi-Fiの周波数帯・設置場所を最適化
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チャンネルや帯域幅を調整
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SSIDを使い分ける
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必要なら契約プランを見直す
これらを順番に試せば、
あなたのインターネット環境は大きく改善します。
ぜひ今日からできるところから始めてみてください!