
12月は一年の締め作業が重なり、データ整理やファイル増加でパソコンが重くなりがちです。
「最近パソコンが遅い…」
「動作がもっさりしてストレス」
そんな方のために、今回は 年末までに絶対やってほしい“パソコン高速化ベスト10” を、分かりやすく解説します。
どれも難しい専門知識は不要で、実行するだけで驚くほど軽くなる方法ばかり。
ぜひ最後まで読んで、あなたのPCを年明けに気持ちよく使える状態にしておきましょう!
第10位:ゴミ箱の整理
意外と盲点なのが ゴミ箱の中身。ファイルを削除したつもりでも、ゴミ箱に残っている間はストレージ容量を使い続けています。
対処方法
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デスクトップのゴミ箱アイコンを右クリック
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「ゴミ箱を空にする」を選択
写真や動画を扱う人は、ゴミ箱に数GB〜10GB以上たまっているケースもあります。
月1回程度の空にする習慣がおすすめです。
第9位:不要アプリのアンインストール
使っていないアプリが増えるほど、PCは重くなります。バックグラウンドで勝手に動作していることも多いため、定期的に整理しましょう。
削除の手順
Windowsの「設定」→「アプリ」→「インストールされているアプリ」
特に削除したいもの
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無料ソフトに付属してくるツールバー・広告アプリ
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バックグラウンドで動く常駐アプリ
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古いアップデータや使い終わったソフト
不要アプリを減らすだけで、メモリ使用量が下がり、反応速度が大幅に向上します。
第8位:デスクトップの整理
デスクトップに大量のファイルがあると、Windowsは起動時に全て読み込むため、起動速度が低下します。
整理方法
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フォルダ分け(仕事用/プライベートなど)
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ドキュメント・ピクチャへ移動
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必要なショートカットだけ残す
デスクトップをスッキリさせるだけで、起動時間と作業効率がアップします。
第7位:ストレージの空き容量を20%以上確保
ストレージがいっぱいになると、Windowsは極端に遅くなります。
一時ファイル作成や仮想メモリの処理ができなくなるためです。
空き容量の目安:全体の20%
削除手順
「設定」→「システム」→「ストレージ」→「一時ファイル」
古いアップデートデータが数GB〜10GB消えることも。
3ヶ月に1回は確認しましょう。
第6位:スタートアップの見直し
起動が遅い原因の90%は、スタートアップのやりすぎです。
手順
Ctrl + Shift + Esc → タスクマネージャー →「スタートアップ」
無効にすると良いアプリ例
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使っていないMicrosoft Teams
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ゲームランチャー
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更新ツール・常駐ソフト類
不要アプリを「無効化」するだけで、起動時間が半分以下になることもあります。
第5位:「ウイルス対策ソフトを入れない」という最強の高速化
Windows 11 なら、追加のウイルス対策ソフトは不要です。
標準の Windows Defender が非常に高性能だからです。
むしろ市販ソフトを入れると…
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常駐プログラムが増えて重くなる
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ネット通信のスキャンで遅くなる
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起動が遅くなる
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ソフト同士が干渉して不安定になる
最近の被害はウイルスより、
フィッシング詐欺や不正ログインが中心。
守るべきは“パスワードとログイン情報”です。
やるべきセキュリティ対策
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多要素認証
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認証アプリ or パスキー
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ログイン通知をオン
Defender一本に統一すると、本当に軽くなります。
第4位:Windows Update の定期チェック
アップデートは“高速化”に直結します。
含まれる改善
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バグ修正
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パフォーマンス向上
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セキュリティ強化
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安定性アップ
「設定」→「Windows Update」→「更新のチェック」
月1回のチェックで、快適性が維持されます。
第3位:ドライブの最適化 & エラーチェック
SSDでも最適化は効果があります。
●エラーチェック
エクスプローラー → Cドライブ右クリック →「プロパティ」→「ツール」→「チェック」
これでディスクのエラーや不良セクタを修復できます。
●最適化
「ドライブの最適化」→「最適化」をクリック
HDDはデフラグが実行されますが、SSDは“最適化のみ”が行われます。
3ヶ月〜半年に1回でOK。
第2位:ブラウザの高速化(Chrome・Edge・Firefox共通)
高速化で最も体感しやすいのが、この ブラウザ高速化 です。
パソコンの動作が遅いと感じる時、実は「PCではなくブラウザが重い」というケースがとても多いんです。
ブラウザを軽くするだけで、ページ読み込み、動画視聴、検索、SNSすべての動作が一気に快適になります。
【ブラウザ高速化で絶対にやるべき3つ】
① 拡張機能(アドオン)の断捨離
ChromeでもEdgeでもFirefoxでも、拡張機能を入れすぎると重くなります。
特に以下の系統は重くなりやすいです:
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広告ブロック系
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VPN系
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翻訳系
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価格比較ツール
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スクリーンショット系
便利に見えても、裏で常に動いているため負荷が高くなりがちです。
不要な拡張機能はオフか削除しましょう。
操作手順(共通イメージ)
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Chrome:右上の「︙」→「拡張機能」→不要なものを削除
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Edge:右上の「…」→「拡張機能」
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Firefox:右上の「≡」→「アドオンとテーマ」
5つくらいまでが“軽さの限界”です。
② キャッシュと閲覧データの削除
ブラウザは高速化のためにキャッシュを保存しますが、溜まりすぎると逆効果で表示が遅い・重い・固まる原因に。
特に動画サイト・SNS(X、Instagram、YouTube)をよく使う人は、キャッシュが数GBまで溜まっていることもあります。
削除手順(共通イメージ):
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右上のメニューから「履歴」→「閲覧履歴データの削除」
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キャッシュ画像とファイルだけ削除すればOK
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パスワードやCookieは残して問題なし
1〜3ヶ月に1回の削除がおすすめです。
③ タブを開きすぎない
ブラウザが重くなる最大の原因のひとつが タブの大量開き です。
タブ1つにつきメモリを消費するため、20〜50個も開いたままだと、パソコンがいくら高性能でも確実に重くなります。
ChromeやEdgeには、使っていないタブを自動休止してくれる「メモリセーバー機能」があります。
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Chrome:設定 → パフォーマンス → メモリセーバー
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Edge:設定 → システムとパフォーマンス → スリープタブ
これをオンにするだけで
メモリ使用量が半分以下になることもあります。
【ブラウザ高速化の効果】
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YouTubeがスムーズに再生
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SNSの読み込みが早い
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ネット検索がキビキビ動く
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フリーズや固まりが激減
特にネットをよく使う方は、
パソコン本体の高速化よりも
ブラウザ高速化のほうが“体感スピード”は上がりやすいです。
番外編:パソコン内部の“熱対策”
高速化で意外と見落とされがちなのが 熱対策 です。
パソコンは熱くなるほど性能が落ちる仕組みになっています。
これを サーマルスロットリング と呼び、CPUやGPUが熱を下げるために性能を自動で落とす現象です。
つまり、熱い=遅くなる。
冬でも暖房・ほこり・長時間使用によって熱はこもります。
特にノートPCは排熱が弱いので影響が出やすいんです。
効果バツグンの熱対策3つ
① ノートPCスタンドを使う
テーブルに直接置くより、風が通るので確実に冷えます。
1,000円前後のスタンドでも十分効果あり。
② ファンを掃除する
デスクトップ・ノートPCどちらも、長期間使うとファン内部にホコリが溜まります。
100均のエアダスターでもOKなので、吸気部分のホコリを吹き飛ばすだけで冷却効率が上がります。
③ 室温を下げる
暖房の真下やこたつ周辺など高温環境では一気に性能が落ちます。
少し場所を変えるだけで改善されることもあります。
熱が下がると
・CPU性能が復活
・動作が軽くなる
・ファンの音も静かになる
と、いいことしかありません。
熱対策は費用がほとんどかからず、効果はトップクラスです。
第1位:IPv6プラス + Wi-Fi6/6E への環境アップグレード
そして第1位は、
「ネット環境を IPv6プラス × Wi-Fi6(または6E)」に整えること
です。
これは、2025〜2026年にかけて 最強の高速化ポイント と断言できます。
「パソコン本体の性能より優先すべき」と言えるほど、体感速度が劇的に変わります。
■ なぜこれが最強の高速化なのか?
① IPv6プラスでネットが圧倒的に速くなる
IPv4は全国的に回線が混雑しており、特に夜の時間帯に遅くなる大きな原因です。
IPv6プラスなら混雑を避けられるので、安定・高速・低遅延 の3つがそろいます。
オンライン会議・動画視聴・アップロードが明らかに快適になります。
② Wi-Fi6 / Wi-Fi6E の高速性
古いWi-Fi5ルーターを使っている人は、ルーターを買い替えるだけで速度が 2倍〜4倍 変わることもあります。
Wi-Fi6の特徴
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同時接続に強い
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遅延が低い
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電波の干渉に強い
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実効速度が速い
Wi-Fi6Eはさらに6GHz帯を使えるので、周波数の混雑が少なく、より安定します。
③ ネットは“全ての作業”の基礎になる
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動画再生
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音楽ストリーミング
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Zoom会議
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アップデート
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ソフトのインストール
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クラウド保存
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ウェブ検索
これら全てに回線速度が関係します。
つまり、ネットが速くなるほど PCの体感速度そのものが大幅に上がる のです。
最強にコスパが良い高速化がIPv6プラス × Wi-Fi6/6Eというわけです。
【まとめ】年末に必ずやりたい高速化10選
最後に振り返りです。
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IPv6プラス × Wi-Fi6/6E に環境アップデート ← 最強
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パソコン内部の熱対策
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ドライブ最適化・エラーチェック
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Windows Update定期チェック
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ウイルス対策ソフトは“Defenderだけ”にする
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スタートアップの見直し
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ストレージ容量を20%以上空ける
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デスクトップ整理
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不要アプリのアンインストール
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ゴミ箱の整理
これらを実践すれば、
年末の忙しい時期でも、パソコンが別物のように軽くなります。