ZorinOS上でWindows11を動かしてみた!VirtualBoxで両方のOSを同時に使う方法と実用性レビュー

「Linuxに移行したいけど、Windowsもまだ必要…」
そんな悩みを抱えている方は意外と多いのではないでしょうか。

実は、仮想環境(VirtualBox) を使えば、
1台のパソコンで ZorinOS と Windows11 を同時に使える んです!

今回は、ZorinOS上でWindows11を実際に動かし、
インストール方法から実用性検証、メリット・デメリットまで
わかりやすくまとめて解説していきます。


仮想環境とは?デュアルブートとの違いは?

仮想環境とは、
パソコンの中に“もう1台のパソコン”を作る技術 のことです。

ZorinOSを使いながら、その中でWindows11をアプリのように起動できます。

● デュアルブートとの違い

比較 仮想環境 デュアルブート
OS切り替え 再起動不要で同時に使える 切り替えのたびに再起動が必要
ファイル共有 ドラッグ&ドロップ可 基本は共有フォルダ設定が必要
パフォーマンス 少し落ちる ほぼフル性能

仮想環境は、とにかく「便利さ」が魅力です。


VirtualBoxをZorinOSにインストールする

VirtualBoxは無料で使える定番の仮想化ソフトです。

● インストール手順

  1. ZorinOS の ソフトウェアセンター を開く

  2. 検索窓で「VirtualBox」と入力

  3. 表示された VirtualBox を選択

  4. インストール をクリック

インストール後、アプリメニューから起動できます。


Windows11のISOファイルをダウンロード

Windows11をインストールするには、ISOファイルが必要です。

  • 「Windows11 ダウンロード」で検索

  • Microsoft公式ページから無料ダウンロード可能

ISOファイルが準備できたら、仮想マシンを作成します。


VirtualBoxでWindows11仮想マシンを作成する手順

  1. VirtualBox を起動

  2. 新規」をクリック

  3. 名前を「Windows11」に設定

  4. ISOイメージにダウンロードしたISOを指定

  5. タイプ:Microsoft Windows
    バージョン:Windows11

  6. 「ゲストOSの自動インストール」はそのまま次へ

  7. メモリ:最低4GB、推奨8GB以上

  8. プロセッサー:2以上

  9. 仮想ハードディスク:64GB以上(私は80GB)

設定を確認して「完了」をクリックします。


KVMの競合エラーが出た場合の対処法

ZorinOSでは、仮想化機能「KVM」がONになっているため
VirtualBoxと競合することがあります。

● KVM無効化(必要な場合のみ)

sudo nano /etc/modprobe.d/blacklist-kvm.conf

以下を追加:

blacklist kvm
blacklist kvm_intel
blacklist kvm_amd

保存後、再起動すればOK。


Windows11のインストール開始!

「起動」ボタンを押すと、Windows11のセットアップが開始します。
インストール手順は通常のWindowsと同じです。

  • プロダクトキー →「ありません」でOK

約30分でインストールが完了します。


実際の動作速度を検証

● 起動速度

デスクトップ表示まで:約35秒
仮想環境としては十分早いです。

● ブラウザ

Edge起動 → 問題なし
YouTube再生 → 滑らかでカクつきなし

予想以上に快適です。


ZorinOS ↔ Windows11 のファイル共有をする方法

最初にドラッグ&ドロップを試したところ、
コピーできない…? という状態でした。

原因は Guest Additions が未インストール だったためです。


■ Guest Additions ISO のインストール(重要)

● ZorinOS 側

sudo apt install virtualbox-guest-additions-iso

● Windows11側

  1. Windows11仮想環境を起動

  2. Ctrl + C でメニューバー表示

  3. 上部メニュー → デバイス → Guest Additions CD イメージの挿入

  4. エクスプローラー → PC

  5. CDドライブ(D:) → VBoxWindowsAdditions-amd64.exe を実行

  6. 再起動


■ VirtualBox側の設定変更も必要

  1. VirtualBoxで仮想マシンを選択

  2. 設定 → 高度(Advanced)

  3. ドラッグ&ドロップ → 双方向

  4. 共有クリップボードも双方向にすると便利


● 結果

  • ZorinOS → Windows11 にファイルコピーOK

  • Windows11 → ZorinOSもOK

非常に快適です。


Microsoft Office を使ってみた

Wordを起動して文書を作成してみると…

  • タイピング遅延なし

  • 画像挿入もスムーズ

  • レイアウト崩れなし

  • 既存のWordファイルも綺麗に表示

仮想環境でも快適に使えました。

⚠ 注意点:Officeは別途ライセンス認証が必要

仮想環境は“別のPC”として扱われるため
物理PCのライセンスをそのまま使えないケースがあります。


パフォーマンスの実際:どこまで快適に動く?

私のPCスペック:

  • メモリ 16GB

  • Core i5

この環境では非常に快適に動作。

● メモリ 8GB以下は注意

ZorinOSとWindowsを同時に動かすと、
どうしてもメモリ不足になりがちです。

● リソース割り当ての目安

  • メモリ:8GB

  • CPU:4コア

これがバランスが良くおすすめです。


仮想環境のメリット・デメリット

■ メリット

  1. 再起動なしでOS切替

  2. ファイル共有が超簡単

  3. ウイルスリスクが低い(環境が独立しているため)

  4. スナップショットで復元できる

■ デメリット

  1. パフォーマンスは物理環境より落ちる

  2. メモリ16GB以上を推奨

  3. 3Dゲームや動画編集には向かない


どんな人におすすめ?

◎ おすすめの人

  • Linuxに移行したいけどWindowsアプリも使う人

  • 会社の資料がWindows専用ソフト

  • エンジニア・開発者で複数環境でテストしたい人

  • Linux学習をしたい人(復元が簡単)

✕ おすすめしない人

  • ゲームをメインで遊ぶ人

  • 動画編集など重い処理をする人
    ※この場合はデュアルブートやWindows単体利用を推奨


まとめ:ZorinOS上のWindows11は「普通に使える」レベル

結論として、
事務作業・ブラウジング・Office作業は快適に使える
という結果になりました。

  • 再起動不要

  • ファイル共有が簡単

  • 無料で構築可能

Linuxに移行しつつ、Windowsも確保したい方には
とても良い選択肢です。

メモリ16GB以上あれば、かなり快適に動作します。

ぜひ、VirtualBoxを使って
ZorinOS × Windows11 の快適なハイブリッド環境を試してみてください!

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いつも使うから安く!と思っている方向け。

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