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Zorin OSを日常使いするときに最初につまづきやすいポイント11選

〜Windowsユーザーが戸惑いやすい違いをやさしく解説〜

Zorin OSは、Windowsに近い見た目と操作感を持ちながら、
中身はしっかりと「Linuxらしい思想」で作られたOSです。

そのため、使い始めたばかりの方が
「え? 壊れた?」
「何も起きないんだけど…」
と不安になるポイントがいくつかあります。

今回は、Zorin OSを日常使いするときに最初につまづきやすいポイントを、
特に質問の多い部分に絞って詳しく解説します。

テーマは大きく分けて次の2つです。

どれも難しい話ではありません。
Windowsとの「考え方の違い」を知るだけで、Zorin OSは一気に使いやすくなります。


ポイント1:USBメモリを挿しても自動で開かない

まず、もっとも多いつまずきポイントから見ていきましょう。

Zorin OSにUSBメモリを挿すと……
何も起きません。

Windowsに慣れている方なら、

という流れが当たり前ですよね。

ですが、Zorin OSでは
USBを挿しても勝手に開かないのが正常な動作です。

これを見て
「認識されていないのかな?」
「パソコンが壊れた?」
と心配になる方が多いのですが、安心してください。

これは故障でも設定ミスでもありません。
Zorin OSの標準仕様です。


ポイント2:右下に小さく通知が出ているだけ

実は、USBを挿した瞬間に
画面右下に小さな通知が表示されています。

「USBデバイスが接続されました」

ただし、この通知がかなり控えめです。
Windowsのように大きなウィンドウが開くわけではなく、
小さな吹き出しが一瞬表示されるだけ

そのため、ほとんどの人が見逃してしまい
「何も起きていない」と感じてしまうのです。


ポイント3:USBメモリの中身を見る正しい手順

では、USBメモリの中身を見るにはどうすればいいのでしょうか。

Zorin OSでは、自分で開く操作が必要です。

  1. 画面左側の「フォルダのアイコン」をクリック

  2. ファイルマネージャ(Windowsでいうエクスプローラー)が開く

  3. 左側の一覧にUSBメモリの名前が表示される

  4. それをクリックすると中身が表示される

つまり、

「USBが開かない」のではなく
「自分で開く仕様」

これが、Windowsとの最初の大きな違いです。


ポイント4:USBを抜くときの考え方

USBメモリを外すときの考え方も少し違います。

Zorin OSでは、

という方法があります。

正直なところ、
何もせずにそのまま抜いても問題ないことが多いです。

ただし、ファイルをコピーした直後だけは要注意
必ず一度「取り外し」をしてから抜きましょう。
データ破損を防ぐためです。


ポイント5:外付けHDDがコピーできないことがある

外付けHDDをつないだときに、

という現象が起こることがあります。

これも、故障ではありません。

Zorin OS(Linux)とWindowsでは
ディスクの扱い方や権限の考え方が違うために起こります。

今回は詳しく解説しませんが、
「Linuxではこういうことがある」と知っておくだけで
無駄に焦らずに済みます。


ポイント6:デスクトップに置いたファイルが意外と危険

Windows感覚で、
何でもデスクトップに置く癖がある方は要注意です。

Zorin OSでは、デスクトップ上のファイルが

というケースがあります。

デスクトップは
「一時置き場」くらいに考えるのが安全です。

大切なファイルは、
「ドキュメント」などの専用フォルダへ移動しましょう。


ポイント7:隠しファイルが見えない

Zorin OSでは、重要な設定ファイルの多くが
隠しファイルとして扱われています。

初期状態では表示されません。

表示したい場合は、

すると、
ドット(.)から始まるファイルやフォルダが見えるようになります。

ただし、よく分からないうちは
触らないのが安全です。


ポイント8:拡張子の考え方が違う(exeは動かない)

Windowsでは、exeファイルをダブルクリックして
アプリをインストールしますよね。

ですが、Zorin OSでは
exeファイルをダブルクリックしても基本的に動きません。

これは、

という違いです。

Zorin OSでは、
ソフトウェアストアなど専用の方法でアプリを入れます。


ポイント9:ZIPファイルの扱いが少し違う

ZIPファイルはZorin OSでも問題なく使えます。

ただし、右クリックしたときに
Windowsの「すべて展開」が見当たらないため戸惑うことがあります。

Zorin OSでは、

を使います。

ZIPをダブルクリックして中身を見て、
必要なファイルをドラッグで取り出す方法も一般的です。


ポイント10:アプリのファイルが見当たらない

Windowsには「Program Files」がありますが、
Zorin OSには同じような分かりやすい場所がありません。

アプリのファイルは
システム内の複数の場所に分散して配置されます。

これはLinuxの設計思想によるもので、
ユーザーが直接触る必要はありません

アプリはメニューから起動するだけでOKです。


ポイント11:設定ファイルはホームフォルダの奥にある

各アプリの設定ファイルは、

に保存されています。

ただし、
設定変更はアプリの「設定画面」から行えば十分です。
最初のうちは触る必要はありません。


まとめ:Zorin OSは「勝手にしない」OS

Zorin OSでは、Windowsとは違う考え方が必要です。

最初は不便に感じるかもしれません。

でもそれは「面倒」なのではなく、
「あなたの指示を待つ丁寧な設計」です。

この違いを理解すると、
Zorin OSの安心感と自由度が見えてきます。


Zorin OSを使い始めたばかりの方にとって、
今回の内容は必ず一度はぶつかる壁です。

でも、それはエラーでも故障でもありません。
ただの「考え方の違い」。

焦らず、ゆっくり、一つずつ慣れていきましょう。

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