
Windows10は、延長セキュリティアップデート(ESU)を利用することで
2026年10月まで使い続けることができます。
「まだ動いているし、特に困っていない」
そう感じている方も多いと思います。
ですが、この期間に何も準備をしないまま期限を迎えてしまうと、
その後の選択肢は一気に狭まってしまいます。
この記事では、
Windows10を壊さず、今のパソコンを活かしたまま
Linux(Zorin OS)を試しておく方法について解説します。
ESUを使う人が一番やってはいけないこと
ESUを利用する最大のメリットは、
「すぐに買い替えなくていい」ことです。
しかし、同時に一番やってはいけないことがあります。
それは、
期限まで何も触らず、その日を迎えることです。
ESUで受け取れるのは、
あくまで「セキュリティ更新のみ」。
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新機能が増えるわけではありません
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Windows11相当になることもありません
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期限が来たら、そこで終わりです
つまり、
猶予はあっても、解決はしていないという状態なのです。
Windows11にアップグレードできないパソコンの現実
Windows11にアップグレードできない理由の多くは、
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CPUが対応していない
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TPMやセキュアブートの要件を満たさない
といった仕様上の問題です。
ですが、これは
「性能が足りない」という意味ではありません。
インターネット閲覧、メール、文書作成、動画視聴など、
個人利用であれば、まだ十分使える性能のパソコンは多くあります。
だからこそ、
「使えなくなるまで使う」のではなく、
次を試しておくという考え方が重要になります。
ちょうどいい選択肢が「VirtualBox+Zorin OS」
そこでおすすめなのが、
VirtualBoxを使ってZorin OSを試す方法です。
VirtualBoxとは?
Windows上で、
別のOSを仮想的に動かせる無料ソフトです。
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今のWindows10はそのまま
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パソコンの中に「別のパソコン」を作るイメージ
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失敗しても実機には影響しません
Zorin OSとは?
Linuxの中でも、
Windowsに近い見た目と操作感を持つディストリビューションです。
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マウス操作中心
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日本語対応
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古めのパソコンでも動きやすい
「Linuxは難しそう」という印象を
かなり和らげてくれる存在です。
なぜ“今”試しておくべきなのか
理由はシンプルです。
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ESUが終わってからでは遅い
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焦って選ぶと失敗しやすい
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合う・合わないは使ってみないと分からない
VirtualBoxなら、
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データは消えない
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元に戻せる
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気に入らなければやめていい
リスクがほぼゼロの状態で体験できます。
「使えるかどうか」を
頭で考えるのではなく、
実際に触って判断できるのが最大のメリットです。
インストール時によくあるつまずきポイント
Visual C++が入っていないエラー
VirtualBoxのインストール中に、
Microsoft Visual C++ がインストールされていません
というエラーが出ることがあります。
これは珍しいことではありません。
その場合は、
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Microsoft公式の
**Visual C++ 再頒布可能パッケージ(x64)**をダウンロード -
インストール
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再度VirtualBoxを実行
これだけで解決することがほとんどです。
大切なのは「慣れておく」こと
Linuxを完璧に使いこなす必要はありません。
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電源の切り方
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アプリの起動
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ブラウザの使い方
まずは、それだけで十分です。
2026年10月が来たとき、
「そういえば、あれを試したな」
「一応使えたな」
そう思える状態になっていることが、
一番の安心材料になります。
まとめ:今やるべきことは一つだけ
Windows10をESUで使うと決めたなら、
今やるべきことは一つです。
期限までに、次の選択肢を体験しておくこと。
買い替えるかどうかは、
その後に決めればいいのです。
VirtualBoxでZorin OSを試すことは、
そのための、
いちばん現実的で、失敗しにくい第一歩です。