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【検証記録】GTX1660SuperでDX12が起動しない?ZorinOSでの失敗談と切り分けログ

今回は成功事例ではありません。
「出来なかった検証記録」です。

しかし、Linuxでのゲーミング環境を理解するうえで、
この失敗は非常に意味のあるものでした。


■ 検証環境

構成①

構成②

両環境ともSteamは正常起動。


■ 症状

GTX1660Super環境では
モンスターハンター体験版(DX12)が

一方、Ryzen内蔵GPUでは起動。


■ 最初に疑ったこと

Linuxでは、

などが原因になることがあります。

まずは基本から確認しました。


■ NVIDIAドライバ検証

両方クリーンインストール。

しかし症状は変わらず。

単純なドライバ未導入ではないと判断。


■ Vulkan環境確認

vulkaninfo

正常に情報が表示。

32bitライブラリも導入。

sudo apt install libvulkan1:i386

Vulkan自体は機能していることを確認。


■ Proton検証

すべて試しました。

結果は同じ。

起動途中で終了。


■ 追加検証

NVAPI有効化

NVIDIAの機能をゲーム側に認識させる設定。

VKD3D関連オプション変更

DX12 → Vulkan変換の挙動調整。

WINED3Dテスト

VulkanではなくOpenGL経由で起動。

PROTON_USE_WINED3D=1 %command%

黒画面で停止。

改善なし。


■ ここまで分かったこと

つまり、

DirectX12 → VKD3D → Vulkan → NVIDIAドライバ

この多層構造のどこかで
相性が出ている可能性があります。

ただし、断定はできません。


■ AMDではなぜ動いたのか?

Ryzen内蔵GPU環境では起動。

AMDでは

といったオープンソースプロジェクト同士が
密接に開発されています。

そのため、特定条件下では安定するケースもあります。

ただし
「AMDなら必ず安定」という話ではありません。


■ 重要なポイント

GTX1660Superが
Linuxで使えないわけではありません。

実際に、

今回問題が出たのは
DirectX12依存タイトルのみ

少なくとも私の環境では
DX12が分岐点でした。


■ 正直な気持ち

あー、飛んでみたかった。

あの大きな世界を、
Linux環境で思いきり動かしてみたかった。

でも今回は辿り着けませんでした。


■ 今回使用したコマンド一覧

NVIDIAドライバ確認

nvidia-smi

Vulkan確認

vulkaninfo

32bit Vulkanライブラリ導入

sudo dpkg --add-architecture i386
sudo apt update
sudo apt install libvulkan1:i386

WINED3D起動テスト

Steam起動オプションに追加:

PROTON_USE_WINED3D=1 %command%

Protonログ出力

PROTON_LOG=1 %command%

■ SteamでのProton設定方法

ゲームごとに設定する方法

  1. Steamを開く

  2. 対象ゲームを右クリック

  3. 「プロパティ」

  4. 「互換性」タブ

  5. 「特定のSteam Play互換ツールを使用する」にチェック

  6. Protonバージョンを選択


Steam全体で有効化する方法

  1. Steam → 設定

  2. 互換性

  3. 「Steam Playをすべてのタイトルで有効化」にチェック

  4. 既定のProtonバージョンを選択


■ まとめ

今回は成功しませんでした。

しかし、

ここまでは切り分けられました。

Linuxゲーミングは進化中です。

今日ダメでも、
明日は動くかもしれません。

同じ構成で悩んでいる方の
参考になれば幸いです。

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