
Linuxの自由度が想像以上だった
今回はかなり面白い環境を作ってみました。
1台のパソコンに CachyOS をインストールし、
- KDE Plasma
- Budgie
- COSMIC
この3つのデスクトップ環境を、同時に共存させてみます。
しかもこれ、OSを3回インストールするわけではありません。
同じCachyOSの中で、ログイン画面から切り替えるだけです。
つまり、
- Windows風の使いやすい環境
- シンプルで軽快な環境
- 未来感のある次世代UI
これらを1台のパソコンで全部使えてしまいます。
さらに今回は、ただ切り替えるだけでは終わりません。
最後にはKDE Plasmaを本気でカスタマイズして、
「これ本当にKDEなの?」
というレベルまで見た目を変えていきます。

Linuxは「OS」と「見た目」が分かれている

Windowsは基本的に、
Windows11ならWindows11の見た目
で固定されています。
もちろん壁紙や色は変更できますが、OS全体の構造そのものは大きく変わりません。
ですがLinuxは違います。
Linuxは、
- OS本体
- デスクトップ環境
この2つがかなり分離されています。
そのため、同じOSでもログイン画面から
- 「今日はKDE」
- 「今日はBudgie」
- 「今日はCOSMIC」
というように切り替えられます。
しかもOSを入れ直す必要はありません。
この自由度の高さがLinuxのかなり面白い部分です。
今回使うのはCachyOS
今回使用したのは CachyOS です。
CachyOSはArch Linux系のディストリビューションで、
- 高速化
- 最適化
- カスタマイズ性
この辺がかなり強いのが特徴です。
Linuxは「軽量」と言われることが多いですが、CachyOSはどちらかというと
「高速」
という方向性ですね。
全体的にかなりキビキビ動きます。
まずはKDE Plasma版をインストール
今回はまずKDE Plasma版をインストールし、そこをベースにしていきます。
実はCachyOSはインストール時点で、
- KDE Plasma
- Budgie
- COSMIC
など複数のデスクトップ環境を選択できます。
なので最初から全部まとめて入れることも可能です。
ただ今回は、
「後から追加できる」
というLinuxらしい面白さを見せたかったので、あえてKDEだけを先に導入しました。
KDE Plasmaとは?
KDE Plasma は、Linux界でもトップクラスに人気のデスクトップ環境です。
特徴はとにかくカスタマイズ性。
- スタートメニュー
- タスクバー
- 通知エリア
などWindowsに近い構成なので、Linux初心者でも比較的触りやすいです。
さらに設定項目が非常に多く、
「自分だけのデスクトップを作る」
という楽しさがあります。
Budgieを追加してみる
続いて追加するのが Budgie です。
インストールコマンドはこちら。
sudo pacman -S budgie-desktop budgie-extras nemo
これだけで導入できます。
Budgieはかなりシンプルで軽快なデスクトップ環境です。
KDEほど多機能ではありませんが、その分かなり分かりやすい。
「余計なものを減らしたLinux」
という雰囲気があります。
軽快に動作するので、古めのパソコンとの相性も良さそうです。
COSMICも追加
続いて COSMIC を追加します。
sudo pacman -S cosmic-session
COSMICは最近かなり話題になっている新しいデスクトップ環境です。
一言で言うと、
未来感がすごい
WindowsでもMacでもない独特の世界観があります。
特に、
- ワークスペース管理
- ウィンドウ操作
- ショートカット中心の設計
この辺がかなり特徴的です。
まだ発展途中な部分もありますが、
「次世代Linux」
のワクワク感があります。
3つのデスクトップ環境が共存
というわけで、
- KDE Plasma
- Budgie
- COSMIC
この3つが1台のCachyOSに入りました。
しかもログイン画面で選ぶだけで切り替え可能。
まるで別OSみたいな感覚です。
KDE Plasma
Windows寄りで高機能。カスタマイズ性が非常に高い。
Budgie
シンプルで軽快。すっきりしていて使いやすい。
COSMIC
かなり独特。未来感が強く、従来のLinuxとは違う方向性。
日本語入力も問題なし
今回かなり驚いたのがここです。
KDEで設定した
- Fcitx5
- Mozc
の日本語入力が、BudgieでもCOSMICでもそのまま使えました。
Linuxで複数デスクトップを共存させると、日本語入力で苦戦することもあります。
ですが今回はかなりスムーズでした。

KDE Plasmaを本気でカスタマイズ
ここからが今回の本番です。
KDE Plasmaを本格的にカスタマイズしていきます。
今回は、
- Sweetテーマ
- アイコン変更
- カーソル変更
- 壁紙変更
- タスクバー中央配置
- 半透明化
- アニメーション追加
などを行いました。
特にタスクバー中央配置と半透明化はかなり効果があります。
一気に未来感が出ます。
さらに「ふにゃふにゃウィンドウ」を有効化すると、Linuxらしい独特の演出も楽しめます。
完成後は別OSレベル

完成後のKDE Plasmaはこちら。
最初の状態と比べると、かなり印象が変わりました。
正直、
同じKDEとは思えません
でもこれ、全部同じCachyOSです。
しかも特別な改造ではなく、KDEの設定機能だけでここまで変えられます。
Linuxの面白さは「自由度」
Linuxって、
「難しい人向け」
というイメージを持たれがちです。
ですが実際には、
- デスクトップ環境を切り替える
- 見た目を自由に変更する
- 自分だけの環境を作る
こういう「自由に遊べる面白さ」がかなり強い世界です。
今回みたいに、
- KDE Plasma
- Budgie
- COSMIC
を1台に共存させたり、
さらに見た目を大きく変えたり。
こういう遊び方ができるのは、Linuxならではですね。
気になる方は、ぜひ CachyOS を試してみてください。



