
Build 28000.2113は次世代Windowsの土台なのか?

2026年の秋は、パソコン業界がかなり面白くなりそうです。
Microsoftは「Windows11 26H2」とCopilot AI路線を進め、Google系ではGoogleBook(AluminiumOS)やAndroidとGemini AIの統合が進行中。そしてLinux界隈では、Waydroidを使ったAndroidアプリ環境が注目されています。
つまり現在、
- Windows
- Linux
この3つが、それぞれ違う方向で「次世代PC」を作ろうとしている状態です。
特に最近は「AI統合」が大きなテーマになっています。
そんな中で今回検証したのが、かなり気になるWindowsです。
Windows11 26H1 Build 28000.2113 x64版とは?
今回導入したのはこちら。
Windows11 26H1 Build 28000.2113 x64版
です。

今回のポイントは、ARM版ではなく「x64版」というところ。
つまり、IntelやAMDのCPU向けのWindowsです。
最近のWindows Insider系では、ARM版の26H1がかなり話題になっていました。しかし実際には、UUPDUMPを見るとx64版も存在しています。

しかも実際に導入すると、
- Windows11 Home
- 26H1
- Build 28000.2113
として認識され、ライセンス認証も普通に通ります。
かなり不思議なBuildです。
そもそもUUPdumpとは?

UUPDUMPとは、Microsoftのアップデート配信データを利用して、開発中のWindows BuildをISO化できるサービスです。
そのため、一般公開前のWindowsでも比較的簡単に検証できるようになっています。
なお、UUPDUMPからダウンロードしたファイルを使ったISOイメージ作成方法については、過去動画で詳しく解説しています。
今回は「26H1 x64版が実際どんな状態なのか」を見る内容なので、ISO作成手順は省略しています。
26H1は一般向けWindowsではない?
今回の26H1ですが、実際にはかなり特殊な立ち位置のBuildと言われています。

現在、Windows界隈で注目されているのは「26H2」です。
そして最近の情報を見る限りでは、既存の25H2搭載PCは、
25H2 → 26H1
ではなく、
25H2 → 26H2
へ直接アップグレードされる可能性が高いと言われています。
つまり26H1は、一般ユーザー向けというより、
- 次世代Windows基盤
- AI PC向け機能
- 新システム検証
などを目的とした特殊な開発Buildである可能性があります。
実際にインストールしてみた
インストール後の画面を見ると、
Windows11 Home 26H1 Build 28000.2113
と表示されています。

さらに驚いたのが、ライセンス認証も普通にアクティブ化されていること。
つまり見た感じでは、かなり普通のWindows11として動作しています。
透かし表示が無い?
ここで気になったのが、
「これ、本当に26H1なの?」
という部分です。
以前のInsider Previewでは、デスクトップ右下に
- Insider Preview
- Evaluation Copy
などの透かし表示が出ることが多くありました。
しかし今回のBuild 28000.2113では、それがありません。
最初はかなり疑問でした。
ですが「winver」で確認すると、
- 26H1
- Build 28000.2113
としっかり表示されています。
ちなみにwinverとは、Windowsのバージョン情報を表示するコマンドです。
Windowsキー + R
↓
winver
で確認できます。
さらにUUPDUMP側でも、x64版として配信されていることが確認できます。
ARM版だけではなかった26H1
ここが今回かなり面白いポイントです。
26H1は当初、
「ARM向けWindowsでは?」
と言われていました。
実際、最近のMicrosoftはAI PC向けWindowsをかなり強く推進しています。
特に:
- Copilot
- Recall
- NPU対応
- ARM最適化
このあたりをかなり強化しています。
そのため、ARM版中心の開発と思われていました。
しかし今回、x64版も存在していることが分かりました。
つまりMicrosoft内部では、
- ARM版
- x64版
を並行開発している可能性があります。
ARM版とx64版の違い

ARMとx64はCPU設計が異なります。
ARM
- スマホ・タブレット系
- 省電力重視
- Snapdragon系など
x64
- Intel・AMD向け
- 一般的なPC用
- 現在の主流
現在のパソコンの多くはx64ですね。
Build 28000系はかなり先の世代?
今回さらに気になるのがBuild番号です。

今回のBuildは「28000系」。
現在の一般向けWindows11よりかなり先の世代です。
つまりMicrosoft内部では、かなり先のWindows開発が進んでいる可能性があります。
実際に触ってみると、見た目自体はそこまで大きく変わっていません。
しかし内部では、
- AI統合
- システム基盤変更
- AI PC最適化
など、大きな準備が進んでいる印象があります。
最近のMicrosoftは、完全に「AI時代のWindows」へ方向転換しているように見えます。
そのため今回の26H1も、単なる小型アップデートではなく、
次世代Windowsの土台
なのかもしれません。
まとめ
今回分かったポイントをまとめると:
- Windows11 26H1 Build 28000.2113 x64版が存在
- ARM版だけでなくIntel/AMD向けも存在
- ライセンス認証も正常動作
- 透かし表示なし
- かなり完成度が高い
- ただし一般向けというより特殊な開発Buildの可能性
- MicrosoftはAI時代向けWindowsを開発中?
という感じです。
今後さらに情報が出てくると思いますので、また検証していきたいと思います。
皆さんは、このWindows11 26H1 x64版、どう思いますか?



