
こんにちは。
今、画面に映っているこのLinux、
なんかちょっと変わっていませんか?
クッキーっぽい壁紙。
パステル系のカラー。
そして名前は――CookieOS。
正直、
全部が徹底的に“かわいいLinux”という感じではないんですが、
壁紙やテーマの方向性がかなり独特です。
なので最初に見ると、
「なんだこのLinux……」
ってちょっと気になると思います。
でもこれ、
見た目だけのネタOSではありません。
中身はDebianベースの、
ちゃんと使えるLinuxです。
今回は、このCookieOS KDE版を実際にインストールしながら、
- 日本語化
- 日本語入力設定
- Fcitx5設定
- Wayland設定
このあたりまで含めて試してみました。
CookieOSとは?

Linuxというと、
- 黒い画面でコマンドを打つ
- 上級者向け
- 開発者しか使わない
そんなイメージを持っている方も多いと思います。
ですがCookieOSはかなり雰囲気が違います。
見た目はちょっと個性的なのに、
中身はかなり普通に使える。
このギャップが面白いOSなんです。
しかもDebian系なので、
- aptコマンド対応
- ソフトも豊富
- Ubuntu系の情報も流用しやすい
という特徴があります。
つまり、
見た目はクセが強いのに、
意外と実用的。
それがCookieOSです。
今回はKDE版を使用

CookieOSには複数のデスクトップ環境がありますが、
今回はKDE版を使用しました。
KDE Plasmaは、
- アニメーションが滑らか
- カスタマイズ性が高い
- 見た目をかなり変更できる
という特徴があります。
CookieOSとの相性もかなり良く、
ちょっと未来感のある不思議なデスクトップになります。
ただしXFCE版よりは少し重めなので、
ある程度スペックのあるPC向けです。
CookieOSをダウンロード
まずはCookieOS公式サイトからISOファイルをダウンロードします。
→ https://gaja-team.github.io/CookieOS/
焼きたてのISOファイルは1つと書かれているので、
こちらをダウンロードしました。
RufusでUSBメモリを作成
次にISOファイルをUSBメモリへ書き込みます。
おすすめは「Rufus」です。
RufusはWindowsで使える定番のUSB書き込みツールで、
ダウンロードしたISOファイルを選ぶだけで、
起動用USBメモリを簡単に作成できます。
動作も軽く、
Linux初心者でも扱いやすいツールです。
書き込みには少し時間がかかります。
USBから起動
USBメモリをPCへ挿し、
ブートメニューからUSBを選択します。
すると突然始まる、
クッキー感の強いデスクトップ。
もうこの時点でかなり個性的です。
日本語インストールは文字化け発生

インストーラーを起動し、
最初は日本語を選択してみました。
ですが……
文字化けしました。
正直、
久しぶりに文字化け画面を見ました。
最近のOSではかなり珍しいですよね。

でも昔のWindowsって、
たまにこういうことがありました。
特にWindows XP以前は、
- 文字が崩れる
- 日本語がおかしい
- フォント不足
みたいなことも結構ありました。
今回はちょっと懐かしい気分になりました。
英語版でインストールすると安定
ということで今回は、
- 英語版でインストール
- 後から日本語化
この方法で進めることにしました。
実はこのやり方のほうがかなり安定しています。
英語でインストールすると、
インストーラー内容も普通に読めるので、
かなり進めやすいです。
初回セットアップ
インストール完了後、
再起動します。
するとCookieOSの初回セットアップ画面が表示されます。

ここでは、
- Desktop設定
- Webブラウザ選択
- アプリインストール
- システム設定
などをまとめて行えます。
今回は、
- KDE Plasma
- Chromium
を選択しました。
KDEデスクトップがかなり完成度高い

再起動すると、
KDEデスクトップが表示されます。
アニメーションがかなり滑らか。
ウィンドウの動きも気持ち良くて、
普通に完成度が高いです。
正直、
最初はネタOSかと思っていました。
ですが、
普通に出来が良い。
これがCookieOSの面白いところです。
CookieOSを日本語化
今回は英語インストールだったので、
ここから日本語化を行います。
まずアップデート。
sudo apt update && sudo apt upgrade -y
続いて日本語パッケージを導入します。
sudo apt install task-japanese locales-all -y
その後、
ロケール設定を行います。
sudo dpkg-reconfigure locales
ここで ja_JP.UTF-8 を選択し、
デフォルトロケールにも設定します。
KDE側を日本語化
次にKDE設定画面から日本語を追加します。
「System Settings」
↓
「Regional Settings」
↓
「Language」
ここで日本語を追加し、
一番上へ移動します。
ログアウト後、
KDE全体が日本語化されます。
日本語入力設定(Fcitx5 + Mozc)
次に日本語入力です。
LinuxではFcitx5とMozcが定番です。
まずはこちらをインストールします。
sudo apt install fcitx5 fcitx5-mozc -y
続いて入力方式を設定します。
im-config
起動後、
- OK
- Yes
- fcitx5
を選択します。
設定後、
再起動します。
Wayland設定も必要

再起動後、
仮想キーボード設定を求められる場合があります。
これはWayland環境でFcitx5を正常動作させるためです。
「システム設定」
↓
「仮想キーボード」
ここで、
「Fcitx5 Wayland Launcher」
を選択します。
適用後、
日本語入力が利用可能になります。
CookieOS独自ツールも面白い
CookieOSには独自ツールも用意されています。
CookieOS パッケージマネージャー
GUIでアプリを導入できるツールです。
Windowsのストアアプリ感覚で利用できます。
CookieOS アップデーター
GUIでアップデート可能なツールです。
ただし今回の環境では、
一部がポーランド語表示になっていました。
左から、
- キャッシュクリア
- 更新確認
- 更新実行
というボタン構成になっています。
KDEのカスタマイズ性が高い
KDE Plasmaは非常にカスタマイズ性が高いです。
- テーマ変更
- アイコン変更
- 透明化
- ウィジェット追加
なども簡単。
CookieOSの世界観をさらに強化できます。

CookieOSの注意点
CookieOSはまだ情報量が少なめです。
UbuntuやLinux Mintほど、
日本語情報は多くありません。
また、
- 日本語インストール時の文字化け
- 日本語入力設定
- Fcitx5設定
- Wayland設定
など、
初心者には少し難しい部分もあります。
さらにKDE版は少し重めなので、
超軽量Linuxを探している方には向かないかもしれません。
CookieOSはこんな人におすすめ
CookieOSは、
- かわいい壁紙やテーマが好きな人
- Windows以外のOSを体験したい人
- Linuxを楽しく触ってみたい人
- カスタマイズ好きな人
- 動画ネタになるLinuxを探している人
このあたりにかなりおすすめです。
まとめ
正直、
最初は見た目だけのネタOSかなと思っていました。
ですが実際に使ってみると、
普通にちゃんと使えるLinuxでした。
かわいい。
でも意外と本格派。
そんな不思議なLinuxです。
少し設定は必要ですが、
かなり面白いOSなので、
気になった方はぜひ一度触ってみてください。



