
今回の千葉の大雨は、私にとって「パソコンをどう守るか」を改めて考えさせられる出来事になりました。
雨の量ももちろん異常でしたが、パソコンを使っていて特に怖かったのは、何度も発生した停電と瞬断です。
一瞬だけ電気が消えて、すぐに復旧する。
そんな瞬断が何度も繰り返される一方で、10秒以上電源が落ちる停電も、私が確認しただけで5回ほどありました。
パソコンにとっては、決して安心できる環境ではありません。
今回は、実際にこの状況を経験したからこそ、「雷や停電からパソコンをどう守ればいいのか」について、私自身が感じたことをまとめてみたいと思います。
雷が鳴るたびに電気が消える
今回の大雨は、単に雨が強かったというだけではありません。
とにかく雷がすごかったです。
雷が鳴るたびに、家の電気が一瞬消える。
1秒以内に復旧するような瞬断も数多くありました。
さらに、10秒以上電源が落ちる停電も、私が確認しただけで5回ほどありました。
千葉県内では、8月13日夜の時点で約4万軒が停電していたと報じられています。
自宅だけの問題ではなく、かなり広い範囲で電力への影響が出ていたことが分かります。
街の様子も普段とはまったく違った

停電だけではありません。
街の様子も、かなり異常でした。
駅やコンビニには、もう入りきれないのではないかと思うくらい、避難してきた車がたくさん停まっていました。
そして翌日になっても、道路には動けなくなった車があちこちに残っていました。
近所を少し見ただけでも、5台ほど確認できました。
普段ならまず見ることのない光景です。
こうした状況を実際に経験すると、「パソコンは大丈夫だろう」と簡単には考えられなくなります。

雷が鳴っているときは、できるだけパソコンを使わない

まず一番大事なのは、これだと思います。
雷が鳴っているときは、できるだけパソコンを使わない。
単純ですが、これが一番確実です。
雷が近くで鳴っているということは、それだけ落雷や電源設備への影響が起きる可能性があります。
そして、パソコンにとって怖いのは、停電そのものだけではありません。
- 一瞬だけ電源が落ちる
- 電圧が不安定になる
- 電源が復旧する瞬間に電気的な変化が起きる
こうしたことが、パソコンや周辺機器に負担をかける可能性があります。
特に今回のように、
消える → すぐ戻る → また消える
という瞬断が何度も繰り返される状況は、パソコンを使う環境としてはかなり怖いです。
ですから、
- 雷が近づいてきた
- 雨が猛烈に降ってきた
- 停電が何度も起きている
こうなったら、基本的にはパソコンを終了する。
これが一番だと思います。
どうしても止められないならUPSを検討する
とはいえ、すべての人がすぐにパソコンを止められるわけではありません。
- 仕事でパソコンを使っている
- どうしても作業を止められない
- 停電しても安全にシャットダウンしたい
そんな人もいると思います。
そこで検討したいのが、無停電電源装置(UPS)です。

私自身もUPSを使っています。
パソコンやディスプレイを接続しておくと、停電したときに内蔵バッテリーへ切り替わります。
つまり、停電した瞬間にパソコンの電源が完全に落ちるのではなく、その間に作業中のデータを保存して、正常にシャットダウンするための時間を確保できます。
簡単に言えば、UPSは、
停電しても、しばらく電気を供給してくれる装置
です。
![]() |
|
新品価格 |
![]()
UPSの役割は「安全に終了する時間を作る」こと
例えば、パソコンをUPSにつないでおけば、停電した瞬間にパソコンの電源が完全に落ちるのではなく、UPSに内蔵されたバッテリーから電力が供給されます。
これによって、数分程度の時間を確保できます。
その間に、
- 作業中のデータを保存する
- パソコンを正常にシャットダウンする
ことができます。
これがUPSの大きな役割です。
ずっとパソコンを使い続けるための装置というより、突然の電源断を避けて、安全に終了するための装置と考えると分かりやすいでしょう。
家庭なら何をUPSにつなぐ?

家庭で使う場合、私ならまず次の2つを優先します。
- デスクトップパソコン本体
- ディスプレイ
この2つです。
さらに、ネットワーク環境を維持したいのであれば、
- ホームゲートウェイ
- Wi-Fiルーター
- 必要に応じてネットワークハブ
といった機器もUPSにつなぐことを検討できます。
特にデスクトップパソコンでは、パソコン本体だけUPSにつないで、ディスプレイの電源が落ちてしまうと、停電時に画面を見ながら作業を続けることができません。
そのため、パソコン本体とディスプレイはセットで考えた方がいいと思います。
UPSがあれば雷の日も安心、ではない

ここは非常に重要です。
UPSを導入したからといって、
雷が鳴っていてもパソコンを使い続けて大丈夫
という意味ではありません。
UPSは基本的に、
- 停電したときに電源を維持する
- 安全にシャットダウンするための時間を作る
ためのものです。
雷そのものからパソコンを完全に守ってくれる魔法の装置ではありません。
落雷による非常に大きなサージなど、UPSだけでは防ぎきれないケースもあります。
そのため、
UPSがあるから雷の日も安心
ではなく、
UPSがあるから、停電したときに安全にパソコンを終了できる
と考えた方がいいと思います。
電源ケーブルだけではない

もう一つ注意したいことがあります。
パソコンは、電源コンセントだけにつながっているわけではありません。
例えばLANケーブルです。
こうした外部につながるケーブルから、電気的な影響を受ける可能性もあります。
そのため、雷が激しいときに、
「電源だけ抜けば絶対に大丈夫」
とは言い切れません。
ただし、雷が鳴っている最中に慌ててコンセントやケーブルを抜くのも危険です。
水が入っている場所や、濡れた手で電源設備を触るのは絶対に避けてください。
大切なのは、雷が来てから慌てるのではなく、安全に作業できる状況で事前に対策しておくことです。
今回は大丈夫だった。でも次も大丈夫とは思わない

今回の大雨では、短時間の瞬断が何度もあり、10秒以上の停電も何度も発生しました。
それでも、今のところ私のパソコンには大きな問題は起きていません。
ただ、
今回は大丈夫だったから、次も大丈夫
とは思っていません。
むしろ今回の経験で、
「これはUPSをちゃんと考えた方がいいな」
と改めて感じました。
パソコン修理をしていた頃に感じたこと
以前、パソコンの修理をしていた時のことです。
雷が激しく鳴った翌日になると、
「パソコンが起動しなくなった」
という修理依頼が、ほぼ必ずと言っていいほど来ていました。
雷が鳴っている最中は普通に使えていた。
ところが、雷雨が終わった後にパソコンを起動しようとすると、
- 電源が入らない
- ネットワークにつながらない
- 周辺機器が認識しない
といったトラブルが起きている。
もちろん、故障原因が必ず落雷だと断定できるわけではありません。
ただ、雷が激しかった翌日にパソコンが壊れたという相談が、実際にあったのは事実です。
だからこそ、雷を
「まあ大丈夫だろう」
で済ませない方がいいと思っています。
雷が鳴ったら、まずパソコンを終了する

今回の大雨を経験して、私が一番伝えたいのはこれです。
雷が鳴ったら、まずパソコンを終了する。
そして、
- どうしても止められない仕事がある
- 停電時に安全にシャットダウンしたい
- 大事なデータを扱っている
そんな人は、UPSの導入を検討してみてください。
UPSがあれば、停電しても数分程度は電源を維持できるので、いきなり電源が落ちてしまう状況を避け、その間に保存して正常にシャットダウンできます。
ただし、UPSが雷を完全に防いでくれるわけではありません。
だから、
- 雷が鳴ったら使わない
- UPSは万が一の停電に備える
この2つをセットで考えるのがいいと思います。
まとめ:普段から備えて、雷が来たら無理をしない
今回の千葉の大雨は、
「停電って、こんなに何度も起きるのか」
と実感するほどのものでした。
そして、こうした異常気象は、いつ、どこで起きるか分かりません。

パソコンは高価な機械です。
そして何より、中に入っているデータは、壊れてからでは取り戻せないことがあります。
だからこそ、
- 普段からバックアップを取っておく
- 必要ならUPSを用意しておく
- 雷が近づいてきたら「今日はもうパソコンをやめておこう」と判断する
この3つを意識しておくことが大切だと思います。
特別なことをする必要はありません。
普段から備えて、雷が来たら無理をしない。
それが、パソコンと大切なデータを守る、一番シンプルで現実的な方法なのではないでしょうか。




