Windows 11 26H2で右クリックメニューが大きく変わった!25H2との違いを徹底比較

今回は前回に続いて、Windows 11 26H2で気になった変更点を見ていきます。

今回、Windows 11 25H2と26H2を実際に並べて比較してみて、

「これ、かなり変わっているな」

と感じたのが、右クリックメニューです。

一見すると、それほど大きな違いがないようにも見えます。

ところが、よく見てみると、メニューの項目がかなり整理されています。

さらに、アプリの拡張機能を整理したり、右クリックメニューそのものをカスタマイズしたり、必要な項目を追加したりできるようになっています。

つまり26H2では、Windowsが用意した右クリックメニューをそのまま使うだけではなく、

「自分が使いやすい右クリックメニューを作る」

という方向に変わってきています。

今回は25H2と26H2を比較しながら、何が変わったのか、そして実際に使いやすくなったのかを確認していきます。


Windows 11 25H2の右クリックメニューはどうなっている?

まずは、Windows 11 25H2の右クリックメニューから見ていきます。

今回は、Windows 11 25H2をインストールした直後の環境で確認しています。

ファイルを右クリックすると、このように切り取り、コピー、名前の変更などの項目が表示されます。

Windows 11では、上部に切り取り、コピー、名前の変更、共有、削除といった基本操作をアイコンでまとめたデザインが採用されています。

ただし、環境によっては、これらの項目を一覧形式で表示することもできます。

今回比較する25H2の環境では、最初から一覧形式で表示されていました。

そして一覧を見ていくと、

  • 開く
  • ペイントで編集
  • Clipchampで編集
  • デスクトップの背景として設定
  • 印刷
  • その他のファイル操作

など、非常に多くの項目が並んでいます。

ここで気になるのが、Windowsの基本的なファイル操作だけではなく、インストールされているアプリの機能まで同じ右クリックメニューの中に表示されていることです。

今回の環境でも、画像編集アプリやCopilot、Clipchampなど、さまざまなアプリに関連した項目が表示されていました。

もちろん、よく使う機能なら、右クリックからすぐに呼び出せるので便利です。

しかし、アプリをたくさんインストールしていくと、それに合わせて表示される項目も増えていきます。

すると、右クリックメニューがどんどん長くなり、

「使いたい項目はどこだろう?」

と探すのが少し大変になってきます。

特に、毎日のように使う右クリックメニューだからこそ、

必要な項目をもっと分かりやすく整理してほしい

と感じるところです。


26H2では右クリックメニューがスッキリ

では、Windows 11 26H2ではどうなったのでしょうか。

こちらが26H2の右クリックメニューです。

25H2と並べてみると、かなり違います。

まず、一番上にある、

  • 切り取り
  • コピー
  • 名前の変更
  • 共有
  • 削除

といった基本操作については、大きく変わっていません。

つまり、普段よく使う基本操作は、これまでと同じように使えるわけです。

大きな変更は、その下にあります。

25H2では多くの項目が縦に並んでいました。

それに対して26H2では、メニューの項目が整理され、かなりスッキリしています。

必要な基本操作を中心に表示し、細かい機能やアプリ関連の機能については整理して表示する、という考え方になっています。

そのため、25H2と比べると、

目的の項目を探しやすくなった

という印象があります。


アプリを入れるほど右クリックメニューが長くなる問題

ここで、今回の変更を理解するうえで重要なのが、アプリの拡張機能です。

Windowsでは、アプリをインストールすると、そのアプリが右クリックメニューに機能を追加することがあります。

例えば画像編集ソフトをインストールすると、

「この画像を編集」

といった項目が追加されることがあります。

クラウドストレージのアプリをインストールすれば、

  • ファイルを共有する
  • ファイルを同期する
  • クラウドへ移動する

といった項目が追加されることもあります。

こうした機能は非常に便利です。

しかし、アプリが増えるほど右クリックメニューも複雑になってしまいます。

使いたい機能が増える一方で、メニューそのものも長くなってしまうわけです。

そこで26H2では、

アプリの拡張機能を整理して表示する

という方向になっています。

必要な機能は使える。

でも、最初からすべての項目を大量に表示しない。

この考え方は、個人的にはかなり良いと思います。


26H2では「アプリ拡張機能」として整理

26H2の右クリックメニューを見てみると、下のほうに**「アプリ拡張機能」**という項目があります。

ここから、アプリが追加した機能をまとめて確認できます。

これまでのように、さまざまなアプリの機能が右クリックメニューに直接並んでしまうのではなく、関連する機能を整理して表示するわけです。

これならアプリをたくさんインストールしている環境でも、メニューが必要以上に長くなるのを抑えられます。

右クリックメニューをシンプルに保ちながら、必要なときにはアプリの機能にもアクセスできる。

このバランスを狙った変更と言えそうです。


さらに面白い「メニューのカスタマイズ」

そして、26H2で特に面白いと思ったのが、一番下にある「メニューのカスタマイズ」です。

これをクリックすると、設定の「個人用設定」にあるコンテキストメニューの設定が開きます。

ここから、右クリックメニューに表示する項目を設定できます。

つまり、これまでのように、

「Windowsが決めた右クリックメニューを、そのまま使う」

というだけではありません。

自分が使いやすいように変更できるようになっています。


「印刷」を右クリックメニューに追加してみる

実際に一つ追加してみます。

今回追加してみるのは、「印刷」です。

コンテキストメニューの設定を開き、印刷を有効にします。

そして、もう一度ファイルを右クリックしてみます。

すると、先ほどは表示されていなかった「印刷」という項目が追加されています。

このように、

「これはよく使うから表示しておきたい」

という機能を、自分で追加できます。

逆に、

「これはほとんど使わない」

という機能は表示しないようにできます。

一見すると地味な変更に見えるかもしれません。

しかし、Windowsを毎日使うことを考えると、自分が使う機能だけを表示できるというのは意外と大きなメリットです。

例えば、仕事でプリンターをよく使う人なら「印刷」を表示しておく。

画像編集をよくする人なら、画像編集関連の機能を表示しておく。

逆に、使わない機能はできるだけ減らす。

こうすることで、自分の使い方に合わせた右クリックメニューを作ることができます。


25H2と26H2の考え方の違い

ここで、もう一度25H2と26H2を比較してみます。

25H2は、

  • 基本操作
  • Windowsの機能
  • インストールしたアプリの機能

などが、一つのメニューの中にどんどん追加されていくイメージでした。

一方、26H2では、

基本的な操作を分かりやすくまとめる

そして、

アプリの拡張機能は整理する

さらに、

必要な機能はユーザー自身が追加する

という方向に変わっています。

言い換えるなら、

「全部表示するから必要なものを探す」から、「必要なものを選んで表示する」へ

という考え方に変わってきたように感じます。


実際に使いやすくなった?

では、一番重要なところです。

実際に使いやすくなったのでしょうか。

個人的には、かなりスッキリしたと感じました。

特に25H2では、アプリをたくさんインストールしている環境だと、右クリックメニューがかなり長くなります。

その中から、

「今使いたい機能はどこかな?」

と探すことがあります。

26H2では、そこが整理されています。

基本操作は分かりやすい場所に残す。

アプリの機能は整理する。

そして必要な項目は自分で追加する。

この仕組みなら、アプリをたくさん使っている人ほどメリットを感じやすいのではないでしょうか。


Windows 10の右クリックメニューに戻ったわけではない

ただし、ここで一つ注意したいポイントがあります。

今回の変更は、Windows 10の右クリックメニューに戻ったわけではありません。

Windows 10では、

  • 切り取り
  • コピー
  • 貼り付け
  • 名前の変更
  • 削除

といった操作が、最初から文字付きの一覧で表示されていました。

一方、Windows 11では、これまで上部にアイコンが並ぶデザインになっていました。

そして26H2でも、よく使う操作は上部に配置されています。

つまり、

Windows 10のデザインに戻したのではなく、Windows 11のデザインを維持しながら、使いやすさを改善した

ということです。

上部には、

  • 切り取り
  • コピー
  • 名前の変更
  • 共有
  • 削除

といった、よく使う操作がアイコン中心でまとめられています。

そして、その下に表示される項目については、これまでより整理されています。

まずは、よく使う基本的な操作だけを分かりやすく表示する。

そして必要な機能については、ユーザー自身が選んで使う。

Windows 11らしいシンプルなデザインを維持しながら、ユーザーが選択できる部分を増やした形と言えそうです。


上部のアイコンを通常の一覧表示にもできる

ちなみに、もう一つ面白い設定があります。

先ほどの右クリックメニューの上には、

  • 切り取り
  • コピー
  • 名前の変更
  • 共有
  • 削除

という基本操作がアイコンで表示されています。

これはWindows 11ではおなじみの表示方法です。

ただ、

「以前のWindowsのように、普通のメニューとして縦に並んでいたほうが分かりやすい」

という人もいると思います。

実は、これも設定から変更できます。

設定の「個人用設定」から「コンテキストメニュー」を開きます。

そして「追加オプション」を確認すると、

「主要なアクションをインラインで配置する」

という項目があります。

これをオンにします。

すると、先ほど上部にアイコンで表示されていた、

  • 切り取り
  • コピー
  • 名前の変更
  • 共有
  • 削除

が、通常のメニュー項目として縦に並ぶ表示に変わります。

つまり、

アイコンを使ったWindows 11らしい表示にするのか、以前のWindowsに近い一覧形式にするのか

を、自分の好みに合わせて選べるわけです。

細かい設定ではありますが、右クリックメニューをよく使う人にとっては、意外と重要なポイントかもしれません。


意外と便利な「送る」も初期状態ではオフ

そして、もう一つ気になるのが、意外と便利な「送る」です。

「送る」は、ファイルを右クリックして、別の場所やアプリなどにファイルを送るときに使う機能です。

ところが26H2では、この「送る」が初期状態ではオフになっています。

つまり、最初からすべての項目を表示するのではなく、

必要な人だけが表示する

という考え方になっています。

では、「送る」を使いたい場合はどうするのでしょうか。

コンテキストメニューの設定から確認してみます。

すると、ここで少し気になることがありました。

コンテキストメニューの設定が英語表示になっていたのです。

一番上にある**「Send to」**が、日本語でいう「送る」にあたります。

これをオンにします。

すると、ファイルを右クリックしたときに「送信」という項目が表示されるようになりました。

ここで、ちょっと気になるところがあります。

これまでの右クリックメニューでは「送る」となっていたのに、26H2では**「送信」**と表示されています。

これが最終的には「送る」になるのか、それとも「送信」のままになるのか。

このあたりは、ちょっと気になるところです。

今回の26H2は、まだ新しい機能が展開されている段階なので、正式版までに日本語の表示が変更される可能性もあります。

ただし重要なのは、

「送る」という機能そのものがなくなったわけではない

ということです。

初期状態ではオフにして、必要な人だけが自分でオンにできる。

これも今回の26H2の変更をよく表している部分だと思います。


タスクバーの変更とも共通する「自分で選ぶ」という考え方

今回の右クリックメニューを見ていると、前回確認したタスクバーの変更とも共通しているところがあります。

タスクバーでは、上・下・左・右から位置を選べるようになりました。

そして右クリックメニューでは、表示する項目を自分で選べるようになっています。

つまり、少しずつですが、

Microsoftが決めたWindowsをそのまま使うのではなく、ユーザーが自分の使い方に合わせて設定する

という方向に変わってきているように感じます。

Windows 11のデザインや基本的な考え方は維持しながら、その中でユーザーが選択できる部分を増やしているわけです。


Windows 11 26H2の右クリックメニューをまとめると

今回、Windows 11 25H2と26H2の右クリックメニューを比較してみました。

大きなポイントをまとめると、まず、切り取り、コピー、名前の変更、共有、削除といった基本操作は大きく変わっていません。

一方で、その下にある項目は整理され、以前よりスッキリしたメニューになっています。

さらに、アプリの拡張機能も整理されるようになりました。

そして「メニューのカスタマイズ」から、右クリックメニューに表示する項目を自分で設定できます。

実際に「印刷」を追加してみると、右クリックメニューに「印刷」が表示されるようになりました。

さらに、「送る」のように初期状態ではオフになっている項目もあり、必要な機能だけを自分で有効にするという考え方が見えてきます。


26H2は「自分で使いやすくするWindows」に近づいている?

個人的には、今回の右クリックメニューの変更はかなり好印象です。

右クリックメニューは毎日のように使う機能なので、

「必要なものだけを表示したい」

という人には便利な変更だと思います。

特にWindows 11では、

「以前できたことができなくなった」

という不満が長くありました。

今回の変更は、そうした不満に対して、昔のWindowsに完全に戻すのではなく、

Windows 11のデザインを維持しながら、ユーザーが選べる部分を増やす

という形で改善しているように感じます。

もちろん、今回確認した環境はInsider Previewなので、正式版までに仕様が変更される可能性があります。

そのため、最終的な正式版でどのような形になるのかは、まだ分かりません。

それでも、

Windows 11の右クリックメニューが、少しずつ「自分で使いやすくできるメニュー」に変わってきた。

これは、26H2で注目しておきたい変更だと思います。

毎日使うからこそ、ほんの少しの使いやすさが、積み重なると大きな違いになります。

Windows 11 26H2では、こうした「自分好みに調整できる部分」が今後さらに増えていくのか。

これからのアップデートにも注目したいところです。

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