お店に来てもらうためのホームページの作り方についてお話しします。
今回は、この図を使って、お店に来てもらうための必要最小限のホームページの作り方を解説します。
まず、この図全体を見てください。ここでは、ユーザーがどのようにしてあなたのお店のホームページにたどり着くのかを示しています。
一昔前の集客を考えると、図の上部にある駅前から歩いてお店にたどり着く方法が主流でした。
しかし、現在の集客方法は大きく変わり、インターネットを活用したいろいろな道筋が多く存在しています。
ホームページを作る前に、まずはこの新しい集客方法を理解してください。
インターネットからお店に来てもらう
スマートフォンを手に持っている人やパソコンを見ている人がスタート地点です。道路が環状線になっていますが、これをインターネットの世界と考えてください。
いろいろなアプリでユーザがぐるぐるとインターネットの世界をめぐっています。ここから、様々なルートを通ってお店にたどり着くまでのプロセスを見ていきましょう。
1. Googleマップからのルート
最初のルートはGoogleマップです。多くの人が目的地を探す際にGoogleマップを利用します。
あなたのお店がGoogleマップに登録されていれば、ユーザーは地図上で簡単にお店の場所を確認し、道案内を受けることができます。
2. 検索エンジンからのルート
次に検索エンジンからのルートです。Googleなどの検索エンジンで関連キーワードを検索することで、あなたのホームページが表示されるようになります。
SEO対策で上位表示させると、ホームページやブログに流れてきて、お店に来てもらえます。
3. YouTubeからのルート
次はYouTubeです。動画コンテンツは視覚的に情報を伝えるのに非常に効果的です。お店の紹介動画や商品レビューをYouTubeにアップロードし、リンクをホームページに設置します。
4. SNSからのルート
「X」「Instagram」「Facebook」「ティックトック」などのSNSからも多くのトラフィックを集めることができます。SNSでの投稿や広告を通じてホームページへのリンクを設置します。
5. ショッピングサイトからのルート
最後に、「Amazon」「楽天」「Yahoo」などのショッピングサイトです。お店には来ませんが、インターネット上にお店を出すことで、商品を販売している場合、直接売り上げることができます。
ここまでは、お店にたどり着くまでのルートの話でした。それを頭の中にイメージして、ホームページを作っていきます。
ホームページ内のコンテンツ
さて、これらのルートを通じてユーザーがあなたのホームページにたどり着いたら、次に重要なのはホームページ内のコンテンツです。
ユーザーが興味を持ったお店のホームページまで来ました。ここに何を書くのが良いのかが重要になります。
今回は、お店に来てもらうまでの必要最小限のホームページの作り方を説明します。お金をかけずに、どこまでつくれば良いのかを解説します。
それは、1ページで全てが分かるように作るのが大切です。
この図のようにつくります。
必要な内容は、
1.電話番号を各所に入れる
上部と下部に電話番号を入れます。お店に興味を持ったら、直ぐに電話できるようにします。
2.お問い合わせフォームを入れる
ページの下部にお問合せフォームを入れます。お店に興味を持ったら、メールでお問い合わせが出来るようにします。
3.地図を入れる
お店がどこにあるのかを、Googleマップで表示します。スマホで見ていれば、直ぐに経路と案内が出来ますので、迷うことなくお店に来ることが出来ます。
4.営業時間などを入れる
営業している曜日と営業時間を入れることで、開いているか直ぐに分かります。
ホームページが表示されたときにお店の全ての基本情報がわかるようにします。
5.商品をどうやって売っていて、どうやって届けるかまできちんと説明します
そしてここが重要ですが、購入するためにはどうすれば良いのか順番も説明します。
お客様が購入するまでの道筋を丁寧に説明します。来店して直ぐに購入できるのか、サービス業であれば予約は必要なのか、など疑問に思うことを全て解決できるように入れます。
購入する順番や、予約してからサービスを受けるまでの順番を、迷わせないように全て入れます。
信頼性のある情報を書いて、安心感があるように作ります。
ブログ内のコンテンツ
ブログは、ユーザーに役立つ情報や最新のニュースを書きます。
商品の機能、性能、使い方、メリット、デメリット、良く頂くお問い合わせ内容、返品されたときの理由、ずっと使い続けている理由、すべてを網羅するように投稿していきます。
商品を扱っている自分の気持ちを書いていくことが大切です。
商品の性能を書く時には、だからお客様にとってこんなに良いことがありますと書いていきます。性能よりもどんなことになるという未来を書いてあげます。
SNSの話
この図のように、ホームページやブログに来る前には、SNSがあります。
SNSを上手に活用することで、検索エンジンだけしか道がなかった状態から、もっと広い道を何本もつくることができます。
SNSは、ホームページやブログにユーザーを誘導するための強力なツールです。
ユーチューブへの投稿は
お店の魅力や特色を伝えることが重要です。店舗紹介、商品紹介、ブログでは伝えきれない情報を動画にすることで親しみを感じてもらえるようにします。
Xへの投稿は
お店の日常、最新のニュースやキャンペーン情報をこまめにツイートします。短いメッセージとリンクを活用して、ユーザーの興味を引くようにします。
インスタグラムへの投稿は
お店の雰囲気や商品、イベントの写真や動画を投稿します。ビジュアルコンテンツが強みです。
ここまでは、SNSについての話でした。
まとめ
お店に来てもらうためのホームページのつくりかたは、シンプルにホームページを作り、SNSを活用することで、より多くのユーザーにお店の魅力を伝え、実際に来店してもらえるようになります。