エンルックの音 気になる情報のそこが知りたい

【検証】ZorinOSでSteamは遊べる?HDD500GB追加で古いPCをゲーム機化してみた


【検証】ZorinOSでSteamは遊べる?HDD500GB追加で古いPCをゲーム機化してみた

Linuxでゲームは無理。

そんなイメージを持っている人は、まだ多いのではないでしょうか。

今回は、ZorinOSにSteamをインストールし、実際にゲームがどこまで遊べるのかを正直に検証しました。

さらに、SSD容量不足問題を解決するためにHDD500GBを追加。
古いPCでも現実的に運用できる構成を試します。


検証環境(特別なハイスペックではありません)

今回使用したPCスペックはこちらです。

最新世代のゲーミングPCではありません。

数年前のミドルクラス構成です。
中古市場でも手に入りやすい、現実的なスペックです。

つまり今回の検証は、

特別なハイエンド環境ではなく、一般的な構成でどこまで通用するのか?

という視点で行っています。


SSD240GBでは足りない問題

ZorinOS自体は軽量OSなので、SSD240GBでも十分快適です。

しかしSteamのゲームとなると話が変わります。

SSD240GBだけでは、数本インストールしただけで容量がいっぱいになります。

そこで今回は、ゲーム専用ストレージとしてHDD500GBを追加しました。

これはWindowsで言うところの、

と同じ考え方です。


HDD500GBを追加して1パーティション化

ZorinOSの「ディスク」アプリを使い、

  1. 既存パーティションをすべて削除

  2. 未割り当て状態にする

  3. Ext4形式で1つのパーティションを作成

  4. マウントポイントを設定

これで再起動後も自動マウントされる、ゲーム専用ドライブが完成しました。

Linuxだから難しい、ということはありません。

手順を理解すれば、Windowsと同じ感覚で管理できます。


Steamのインストールと重要ポイント

ZorinOSのソフトウェアストアからSteamをインストールできます。

ただし、ここで一つ重要なポイントがあります。

Flatpak版と通常版の違い

最初にインストールしたのはFlatpak版でした。

しかし、SteamのライブラリフォルダにHDDを追加しようとするとエラー。

原因は、Flatpak版のサンドボックス制限でした。

外部ドライブへのアクセスが制限されていたのです。

そこで、

これにより、問題なくHDDをライブラリに追加できました。

Linuxでゲームが難しいと言われる理由の多くは、
実はこうしたバージョンの違いにあります。


Proton設定でWindowsゲームを動かす

Steamの設定から

「互換性」→
「すべてのタイトルでSteam Playを有効化」

これをオンにします。

Protonという互換レイヤーを使うことで、
多くのWindowsゲームがLinux上でも動作可能になります。

この設定を知らないと、
Linux対応タイトルしか起動できません。


実際にゲームを検証

モンスターハンター体験版

まずは比較的負荷の高いタイトルとして
モンスターハンター体験版を検証しました。

通常であれば起動するゲームですが、

今回は起動途中の画面で停止。

Protonのバージョン違いも試しましたが改善せず。

Linuxでは、

これらによって動作が変わる場合があります。

これが現実です。


ディズニー スピードストーム

次に無料タイトルの
ディズニー スピードストームを起動。

こちらは問題なく起動し、
実際のレースもプレイ可能でした。

若干のカクつきはあるものの、
実用レベルです。


結論:Linuxでゲームは可能。ただし条件あり

ZorinOS+Steam+Proton環境では、

しかし、

「Linuxだからゲームは無理」

という時代ではありません。

軽量タイトルや最適化が進んだゲームなら、
十分楽しめます。


ただし正直に言うと…

安定性や対応タイトル数では、
現時点ではWindowsの方が有利です。

ZorinOSは万能なゲームOSではありません。

しかし、

こうした用途なら、
十分「アリ」な選択肢です。


まとめ

今回の構成:

この環境は、
古いPCを現実的に再活用できる方法の一つです。

Linuxは、
もはや「実験用OS」ではありません。

使い方次第で、
ゲームも楽しめる実用的な選択肢です。

モバイルバージョンを終了