【検証】ZorinOSでSteamは遊べる?HDD500GB追加で古いPCをゲーム機化してみた


【検証】ZorinOSでSteamは遊べる?HDD500GB追加で古いPCをゲーム機化してみた

Linuxでゲームは無理。

そんなイメージを持っている人は、まだ多いのではないでしょうか。

  • 設定が難しそう

  • 対応タイトルが少なそう

  • 動いても不安定なのでは?

今回は、ZorinOSにSteamをインストールし、実際にゲームがどこまで遊べるのかを正直に検証しました。

さらに、SSD容量不足問題を解決するためにHDD500GBを追加。
古いPCでも現実的に運用できる構成を試します。


検証環境(特別なハイスペックではありません)

今回使用したPCスペックはこちらです。

  • CPU:Core i5 6500

  • メモリ:16GB

  • GPU:GTX1660 Super

  • OS:ZorinOS

最新世代のゲーミングPCではありません。

数年前のミドルクラス構成です。
中古市場でも手に入りやすい、現実的なスペックです。

つまり今回の検証は、

特別なハイエンド環境ではなく、一般的な構成でどこまで通用するのか?

という視点で行っています。


SSD240GBでは足りない問題

ZorinOS自体は軽量OSなので、SSD240GBでも十分快適です。

しかしSteamのゲームとなると話が変わります。

  • 軽めのゲーム:10GB〜20GB

  • 中規模タイトル:50GB前後

  • 大型タイトル:100GB超え

SSD240GBだけでは、数本インストールしただけで容量がいっぱいになります。

そこで今回は、ゲーム専用ストレージとしてHDD500GBを追加しました。

これはWindowsで言うところの、

  • Cドライブ=システム

  • Dドライブ=ゲーム

と同じ考え方です。


HDD500GBを追加して1パーティション化

ZorinOSの「ディスク」アプリを使い、

  1. 既存パーティションをすべて削除

  2. 未割り当て状態にする

  3. Ext4形式で1つのパーティションを作成

  4. マウントポイントを設定

これで再起動後も自動マウントされる、ゲーム専用ドライブが完成しました。

Linuxだから難しい、ということはありません。

手順を理解すれば、Windowsと同じ感覚で管理できます。


Steamのインストールと重要ポイント

ZorinOSのソフトウェアストアからSteamをインストールできます。

ただし、ここで一つ重要なポイントがあります。

Flatpak版と通常版の違い

最初にインストールしたのはFlatpak版でした。

しかし、SteamのライブラリフォルダにHDDを追加しようとするとエラー。

原因は、Flatpak版のサンドボックス制限でした。

外部ドライブへのアクセスが制限されていたのです。

そこで、

  • Flatpak版を削除

  • 公式サイトから通常版Steamをインストール

これにより、問題なくHDDをライブラリに追加できました。

Linuxでゲームが難しいと言われる理由の多くは、
実はこうしたバージョンの違いにあります。


Proton設定でWindowsゲームを動かす

Steamの設定から

「互換性」→
「すべてのタイトルでSteam Playを有効化」

これをオンにします。

Protonという互換レイヤーを使うことで、
多くのWindowsゲームがLinux上でも動作可能になります。

この設定を知らないと、
Linux対応タイトルしか起動できません。


実際にゲームを検証

モンスターハンター体験版

まずは比較的負荷の高いタイトルとして
モンスターハンター体験版を検証しました。

通常であれば起動するゲームですが、

今回は起動途中の画面で停止。

Protonのバージョン違いも試しましたが改善せず。

Linuxでは、

  • タイトルとの相性

  • Protonバージョン

  • ドライバ環境

これらによって動作が変わる場合があります。

これが現実です。


ディズニー スピードストーム

次に無料タイトルの
ディズニー スピードストームを起動。

こちらは問題なく起動し、
実際のレースもプレイ可能でした。

若干のカクつきはあるものの、
実用レベルです。


結論:Linuxでゲームは可能。ただし条件あり

ZorinOS+Steam+Proton環境では、

  • すべてのゲームが完璧に動くわけではない

  • タイトルごとの相性が存在する

  • 設定次第で動作が変わる

しかし、

「Linuxだからゲームは無理」

という時代ではありません。

軽量タイトルや最適化が進んだゲームなら、
十分楽しめます。


ただし正直に言うと…

  • 起動しないゲームもある

  • 手動設定が必要な場合もある

  • 一部アンチチート系オンラインゲームは非対応

安定性や対応タイトル数では、
現時点ではWindowsの方が有利です。

ZorinOSは万能なゲームOSではありません。

しかし、

  • カジュアルに楽しみたい人

  • シングルプレイ中心の人

  • 古いPCを延命させたい人

こうした用途なら、
十分「アリ」な選択肢です。


まとめ

今回の構成:

  • ZorinOS

  • HDD500GB追加

  • Steam通常版

  • Proton有効化

この環境は、
古いPCを現実的に再活用できる方法の一つです。

Linuxは、
もはや「実験用OS」ではありません。

使い方次第で、
ゲームも楽しめる実用的な選択肢です。

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