メモリ4GB・第5世代i5でWindows11は実用的に動くのか?非対応PCで徹底検証

今回は、メモリ4GB/Core i5-5200U/SSD搭載という少し古いノートパソコンで、
Windows11が“本当に実用的に動くのか”を丁寧に検証しました。

ポイントは「インストールできるかどうか」ではありません。
実際に使えるレベルなのかどうか。そこを数字で確認していきます。

起動はするけれど重すぎるのか。
それとも、意外と普通に使えるのか。

特に注目するのは、

  • 4GB環境でWindows11はどれくらいメモリを使うのか

  • 最適化でどこまで改善できるのか

同じような環境をお使いの方の参考になれば幸いです。


まず前提:このPCは「非対応」

搭載CPUは第5世代 Core i5-5200U
Microsoftの公式対応リストには含まれていません。

つまり、本来はWindows11非対応PCです。


アップグレード前にWindows10を最新化

まずは現在のWindows10を最新の状態まで更新します。

設定 → Windows Update → 更新プログラムのチェック
すべての更新を適用します。

理由は2つあります。

  1. アップグレード時のトラブル回避

  2. ロールバック時の安全確保

ロールバックとは、Windows11で不具合が出た場合にWindows10へ戻すこと。
事前にWindows10を最新状態にしておけば、戻す場合も安定した状態へ復元しやすくなります。

いわば保険をかけておく作業です。


ESUがあるので急ぐ必要はない

なお、MicrosoftのESU(拡張セキュリティ更新)を利用すれば、
2026年10月頃までWindows10のセキュリティ更新は継続されます。

このPCもESUを利用中です。

つまり、

  • このままWindows10を延命する

  • あえてWindows11へ進む

ここが分かれ道になります。


Windows10時点のメモリ使用量

アップグレード前に現状を確認します。

何もしていない状態でのメモリ使用量は、

約2.8GB(4GB中 約72%)

すでに残りは約1GB。
この時点で余裕があるとは言えません。


Windows11をISOからインストール

Microsoft公式サイトからWindows11のISOをダウンロード。
容量は約7.1GB。

今回はUSBは使わず、
ISOを右クリック → 「マウント」 → setup.exeを実行。

途中で「システム要件を満たしていません」という警告が表示されますが、
承諾をクリックするとそのままインストール可能です。

数回の再起動を経て、無事起動。

インストール自体は成功しました。


Windows11起動直後のメモリ使用量

何もしていない状態で、

約3.3GB使用

Windows10よりさらに増えています。
このままでは実用は厳しそうです。


軽量化・最適化を実施

① 視覚効果を削減

システムの詳細設定 → パフォーマンス → 「パフォーマンスを優先する」

アニメーション・透明効果もオフにします。


② スタートアップ整理

  • OneDrive

  • Teams

  • メーカー常駐ソフト

不要なものは無効化。


③ 不要アプリ削除

  • Copilot

  • Xbox関連

  • ニュース

  • 天気

4GB環境では常駐を減らすことが重要です。


最適化後の結果

再度タスクマネージャーを確認すると、

約2.7GB

インストール直後から約0.6GB改善

Windows10時代とほぼ同水準まで抑えることができました。


実際の使用感

ブラウザを1枚開くとさらにメモリを消費。
複数タブはかなり厳しい印象です。

ただしSSDのおかげで致命的なフリーズは回避できています。
HDDだった場合、もっと厳しかったでしょう。


仮想メモリを最適化

この機種はメモリ増設不可。

そこで仮想メモリを調整します。

初期サイズ:4096MB
最大サイズ:8192MB

SSDの一部をメモリ代わりに使うことで、
急なフリーズのリスクを軽減します。

もちろん物理メモリが増えるわけではありませんが、
安定性は向上します。


注意点

非対応PCへのインストールは、

  • 将来のアップデート保証なし

  • 動作保証なし

  • 完全に自己責任

この点は理解が必要です。


最終結論

Core i5-5200U
メモリ4GB
SSD搭載

この構成でも、Windows11のインストールは可能でした。

さらに最適化を行えば、
メモリ使用量はWindows10とほぼ同水準まで抑えられます。

しかし――

それは「抑えられた」というレベル。

4GBという容量自体が少ないため、
複数アプリや複数タブ使用はすぐに限界がきます。

軽作業なら実用可能。
快適とは言えない。

これが率直な結論です。


あなたならどうしますか?

ESUを活用してWindows10を延命するか。
多少の制約を受け入れてWindows11へ進むか。

余裕のない環境だからこそ、
用途によって最適解は変わります。

みなさんなら、このPCでどちらを選びますか?

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いつも使うから安く!と思っている方向け。

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