大規模な災害が起こった時に誰でも使えるWi-Fiが「00000JAPAN」です。通信会社が有料で提供しているWi-Fiスポットを、災害時に限って無料で提供します。
ユーザー登録しなくてもスマホやタブレット、Wi-Fi対応のノートパソコンがあれば、ネットワーク名「00000JAPAN」を選択し接続できます。(SSID:00000JAPANを選択します。)
パスワードも必要なく、そのまま接続できます。
災害時に解放されています
2016年 熊本地震
2018年 西日本豪雨
2018年 北海道胆振東部地震
2019年 千葉県台風15号
設定方法
「00000JAPAN」への設定方法について説明します。
スマートフォンの場合は、「設定」>「Wi-Fi設定」(「無線とネットワーク」>「Wi-Fi」)の順にタップしてWi-FiがONになっていることを確認します。
利用可能なネットワークの中から「00000JAPAN」を探してタップします。0から始まるSSIDですので、一番上に表示されます。
00000JAPANが見つからない
山の中などWi-Fiスポットがそもそもない場所では、利用できません。ある程度の市街地に行かないと利用できません。
使う時の注意点
「00000JAPAN」は災害などの緊急時のみ使うことが出来ます。使える期間は、各通信会社が決めます。
また、認証にパスワードが要らないため、セキュリティが低くなっています。通信会社の提供している本物と、誰でも作れるアクセス名「00000JAPAN」の偽物があります。緊急時には、区別はつきません。
このため、個人情報などを入力することは絶対に避けてください。ID、パスワード、住所、氏名、金銭に関連するもの、などは入力しません。
あくまで、情報を取得する手段のみに使用してください。
「00000JAPAN」提供が終了したら、Wi-Fi接続の「自動接続」をオフにします。又は、接続を削除します。
正しく使えば役に立つ
災害時には、正しく理解して使うことで、役に立ちます。怖がらずに、知りたい情報を収集することが、災害時には命を守る手段になります。