ゲーミングパソコンの情報はたくさんあるけれど、業務用のパソコンの情報は少ないと感じている今日このごろです。
スペックが高くないと動かないゲーミングパソコンに比べて、業務用のパソコンは、最小限のスペックで十分に使うことが出来ます。
この低位から中間くらいの業務用パソコンについて「自作する」「出来上がったもの」の2つを性能と価格について考えてみました。
とある要望です
まずは、どんなパソコンが欲しいかを箇条書きにしてみました。静かで電力使用量を少なくすることが快適になります。でコストを抑えます。
1.24時間パソコンを稼働させて業務に使える
2.電力使用量は最低限のレベルにしたい
3.静かで発熱量を少なくしたい
4.Windows10とオフィスソフトは必須
5.予算は安ければよい
自作パソコンに必要なパーツ
最低限必要なパーツは以下になります。
1.パソコンケース
2.電源
3.CPU
4.マザーボード
5.メモリ
6.ストレージ類
7.OS(Windows10)
8.オフィスソフト(Word、Excel)
9.モニター
10.キーボード、マウス
これにプラスして必要かと思われるパーツは以下になります。
12.DVDマルチドライブ(今は外付けが主流になっています)
13.グラフィックカード(重いデータを編集したりするときに必要です)
実際に部品を購入するときの値段
1.パソコンケース
3,000円~10,000円程度
小さくもなく大きくもなく丁度よい大きさのケースを選ぶと
サーマルテイクH17かH18が4,000円程度で購入できます。
2.電源
5,000円~10,000円程度
パソコンに電気を供給するための重要な部品になります。500W~750Wのブロンズからゴールドを選びます。
3.CPU
20,000円~50,000円程度
業務用なのでハイスペックのCPUは必要ありません。インテル製ならばCorei5で十分な性能があります。
4.マザーボード
5,000円~15,000円程度
マザーボードにはCPUを取り付けるソケットがあります。CPUの型番に合うマザーボードを選ぶ必要があります。LGA1151とかLGA1200などCPUを選んだ時にソケットの型番がありますので、それに合うマザーボードを選択します。
高いマザーボードは機能も性能も良いのですが、業務用であればそこまで高いものにこだわる必要はありません。安定して動くかどうかが重要になります。
5.メモリ
10,000円~15,000円程度
目安として16GBのメモリがあれば十分です。8GBのメモリを2枚購入します。高い、安いありますが、クルーシャル(Crucial)というメーカーのものが安定して動作します。
6.ストレージ類
5,000円程度
以前はHDD(ハードディスク)を使っていましたが、今はSSDが値段も安くなり速度や性能が良くなっています。256GBの容量か512GBの容量を選びます。
7.OS(Windows10)
12,000円程度
パーツを購入するときにDSP
8.オフィスソフト(Word、Excel)
今回は別途としています。Office365とパッケージ版があるのですが、使い方によって最適な料金があるので、ご自分で選ぶのが良いと考えます。
9.モニター
10.000円~50,000円程度
フルHDの解像度があれば、通常の業務では問題ないです。大きさも23インチ、24インチが数も多く安く手に入ります。
10.キーボード、マウス
2,000円~15,000円
最初は何でも大丈夫です。キーボードを押した感触が自分に合うものを探して、後々交換していくのが良いと考えます。
参考価格
1.パソコンケース
THERMALTAKE Versa H17 3,000円
2.電源
玄人志向 550W/Bronse 5,000円
3.CPU
i5-10600 26,000円
4.マザーボード
ASRock B460M Pro4 9,000円
5.メモリ
PC4-21300(DDR4-2666) 16GB(8GBx2枚) 10,000円
6.ストレージ類
Crucial クルーシャル SSD 240GB 4,500
7.OS(Windows10)
DSP版 8,000円
8.オフィスソフト(Word、Excel)
9.モニター
LG モニター 23.8インチ フルHD/IPS 16,000円
10.キーボード、マウス
エレコム キーボード、マウスセット ワイヤレス 2,000円
合計金額 83,500円くらいです。
買い替えの時には、モニター、キーボード、マウスはそのまま使えますので、18,000円程度安くなります。
自作せずに出来上がったパソコンを購入
出来上がったパソコン(メーカー品)を購入すると
デスクトップパソコンとモニター、キーボード、マウスの組み合わせで出来上がったパソコン(メーカー品)を比べてみました。
ドスパラ
「Magnate IM 16GB/H510/i5-10400」64,980円
これにモニターが16,000円で合計80,980円になります。
→ ドスパラ https://www.dospara.co.jp/
パソコン工房
第10世代インテル Core i5搭載スリムデスクトップパソコン [SSD搭載]
Core i5搭載 STYLE-S046-iX4-UHX [Windows 10 Home]
DVDスーパーマルチ搭載
64,680円
これにモニターが16,000円で合計80,680円になります。
→ パソコン工房 https://www.pc-koubou.jp/
NEC
参考までにNECのオンラインショップですと
LAVIE Direct DT
Corei5-10500
メモリ:16GB (8GB×2) デュアルチャネル対応
約256GB SSD
23.8型ワイド LED IPS液晶(ノングレア)(フルHD 1920×1080ドット・スピーカ内蔵)
232,980円
→ NEC https://www.nec-lavie.jp/
まとめ
業務用のパソコンを考えたときに、それほどスペックの高いものは必要ありません。自作しても出来上がったもの(メーカー)で購入してもほとんど違いはありません。
結論とすると、自作することが楽しいのならパーツから選ぶのが良いと考えます。自作をすると細かいところまでこだわって作ることができます。
その手間がなくなるのが、出来上がったパソコン(メーカー品)になります。完全な状態で出来上がっていますので、すぐに使うことができます。