家庭でマイニングをするときの電気容量の考え方

マイニングをする方が、危険な接続にならないように簡単な計算方法をお話しします。

電気容量の考え方になります。

私は1種電気工事士免許を持っていますので、電気屋さんの安全な考え方をお伝え出来ればと思います。

あくまで簡単な計算方法になります。

マイニングをする上で電源が一番重要

マイニングをすると、グラフィックボードを沢山つなげれば、どんどん収益が上がっていきます。1つのリグに沢山つなげたくなります。

その気持ちはよくわかります。でも、グラフィックボードを増設する前に、必ず計算をして、容量オーバーにならないようにする必要があります。

電源の計算をせずに、安易な考えで接続すると思わぬところが熱くなったりします。長く続けると耐えられなくなり、発火、発煙してしまいます。

考える電源は2つ

マイニングの電源には2つの種類があります。1つはマイニング機器までの電源、もう1つはマイニング機器のPC電源です。

1つ目のマイニング機器までの電源は、家庭のコンセントからの100Vの電源になります。

2つ目のマイニング機器のPC電源は、マザーボード、グラフィックボードへの電源になります。黒い箱型の電源ユニットになります。

家庭内では様々な機器が使用されています

家庭内で使っている機器で容量の大きいものは、エアコン、電気ポット、炊飯器、アイロン、掃除機、洗濯機、ドライヤーなどがあります。

マイニングするときには、これらの機器を使ってもブレーカーが落ちてしまわないようにしなければなりません。

全てを同時に使うことはないので、あなたの使い方でどれとどれが同時に使う可能性があるのか考えます。

エアコン、炊飯器、洗濯機と3つが同時に使うと考えたときには、3,000W(ワット)と計算します。100Vの電圧ですので、「30A(アンペア)の電流」になります。これを覚えておきます。

ブレーカー容量を見る

家のどこかに分電盤というブレーカーのついた箱があります。電柱から引き込んできた太い電線をここで分岐して各部屋に持って行っています。

ここでは一番左側にある大きいブレーカーに書いてある数字を見ます。大きいブレーカーが2つある時には、数字の小さい方を見ます。

例えば40Aと書いてあった場合には、家で使える容量は最大40A(アンペア)ということになります。

先ほどの家庭内で使っている機器が30Aでしたので、40A-30A=10A(アンペア)がマイニングに使える容量ということになります。

※今回は簡単な計算ですので、家庭内で使う機器を1台1,000Wとして計算してあります。実際はこれより少ない場合も多いのですが、安全のために大きくしてあります。

10Aがマイニングに使えると計算出来たらマイニング機器の電源を考える

マイニングリグで組む時には、グラフィックボードの最大消費電力を見ます。単位はW(ワット)になります。TDP(最大消費電力)と記載されている時もあります。

例えば120Wと書かれていたとします。この120Wは最大ですので通常のマイニング時は50%くらいの消費電力になります。安全を考えて最大消費電力の70%で計算して84Wと考えます。

これを5台付けるとすると合計420Wになります。

マザーボード、CPU、メモリ、ファンなどの消費電力を100Wとします。

マイニングリグの合計消費電力は520Wになります。

これを元にPC電源の容量を決めます。

PC電源は、消費電力の2倍あるのが理想です。520Wの消費電力であれば1,000WのPC電源を選ぶのが良いです。

効率の良いPC電源であれば850Wでも十分です。

仮に最大消費電力になったとして
グラフィックボード 120W×5台=600W
マザーボードなど  100W

最大消費電力700Wですので、最大になっても容量オーバーになることはありません。

マイニングリグ1台520Wなら2台が可能?

マイイングリグ1台の消費電力が520Wですと2台つくったとして1,040Wの消費電力になります。

1,040W÷100V=10.4A

マイニングに使える10Aを少しオーバーしますので、この辺が家庭内で出来るマイニング、グラフィックボードの数になります。オーバーするので台数をこれより少なくします。

コンセントの規格は15Aまで、別回路にするとなお良い

家庭のコンセントは15Aまでの規格になっています。延長ケーブルなども15Aの規格です。

15A×100V=1,500W

消費電力1,500Wまでとなります。

先ほどのマイニングリグ2台を同じコンセントに挿しても1,040Wですので、危険ということはありません。しかし、出来れば違うコンセントに挿すことをおすすめします。

15A規格に10Aの電流ですと電線がほんのり暖かくなります。延長コードなどを使うとその暖かさがわかります。

さらにコンセントの回路が別になっていると安心です。分電盤から分岐している回路が部屋ごとに分かれているのですが、その回路を別々にすると1本の線の負荷が小さくなるのででさらに安心です。

まとめ

1.考える電気容量は2つ マイニングリグまでの100V電源、マイニングリグのPC電源
2.家庭内で使っている容量の大きい100V機器を調べる
3.同時に使う100V機器のアンペア数を決める
4.分電盤のブレーカー容量を見る
5.ブレーカー容量から家庭内で使う100V機器を引くとマイニングに使える容量が決まる
6.マイニング機器のPC電源は消費電力の2倍にする
7.コンセントの規格は15Aですが、出来れば別回路に分ける

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