ワードプレスのお問合せ(Contactform7)からGmailにメールが届かない。
などの場合には、WP Mail SMTPプラグインの設定をすることで届くようになります。
WP Mail SMTPプラグイン
WordPressのWP Mail SMTPプラグインを使用すると、WordPressサイトからのメール送信をスムーズに行うことができます。
このプラグインを使用すると、WordPressのデフォルトのメール機能をSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)サーバーに接続してメールを送信することができ、メールの配信率を向上させることができます。
今回はロリポップサーバーでWPを使っているときに、WP Mail SMTPプラグインの設定方法を詳しく解説します。
設定方法 ロリポップサーバーの場合
ステップ1:WP Mail SMTPプラグインのインストールと有効化
最初に、WordPressの管理画面にログインし、左側のメニューから「プラグイン」を選択します。次に、画面上部の「新規追加」ボタンをクリックします。検索バーに「WP Mail SMTP」と入力し、プラグインを検索します。プラグインが表示されたら、「インストール」ボタンをクリックし、インストールが完了したら「有効化」ボタンをクリックします。
ステップ2:SMTP設定の構成
プラグインが有効化されたら、左側のメニューから「設定」→「WP Mail SMTP」に移動します。このページでは、SMTP設定を構成してWordPressのメール送信を行います。
1. From Email(送信元メールアドレス):WordPressから送信されるメールの送信元メールアドレスを入力します。通常は、サイトのメインのメールアドレスを使用します。
2. From Name(送信者名):送信者の名前を入力します。通常は、サイトの名前や管理者の名前を使用します。
3. Mailer(メーラー):このオプションでは、メールの送信に使用するメーラーを選択します。「Other SMTP」を選択します。
4. Return Path(戻り先):SMTPサーバーからのエラーメッセージが送信されるアドレスを指定します。
5. SMTP Host(SMTPホスト):SMTPサーバーのホスト名を入力します。 「smtp.lolipop.jp」を入力します。
6. Encryption(暗号化):SMTPサーバーとの通信を暗号化する方法を選択します。「SSL」を選択します。
7. SMTP Port(SMTPポート):SMTPサーバーのポート番号を入力します。SSLは465を使用します。
8. Authentication(認証):SMTPサーバーへの認証を使用するかどうかを選択します。「Yes」を選択します。
9. SMTP Username(SMTPユーザー名)とSMTP Password(SMTPパスワード):
SMTPサーバーにログインするためのユーザー名とパスワードを入力します。これらの情報は、メール設定画面にあります。
この画面になれば完了です。
ステップ3:テストメールの送信
設定が完了したら、「設定を保存してテストを送信」セクションにスクロールし、テストメールを送信します。これにより、設定が正しく行われているかどうかを確認することができます。テストメールが正常に送信された場合、設定が正常に完了しています。
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以上で、WordPressサイトでWP Mail SMTPプラグインの設定が完了しました。これにより、WordPressからのメール送信がスムーズに行われ、配信率が向上します。
設定時に問題が発生した場合は、設定情報を再確認してください。