知らないでギガの話をしていると相手にうまく伝わっていないかもしれません。きちんと理解することで少しでもチグハグな会話にならないようにしましょう。
メモリのこと
スマホのメモリは2GB、4GBなどなど
ストレージは、16GB、32GB、128GB
パソコンもメモリは8GB、16GB
ハードディスクは、500GB
これはメモリ容量、ギガバイトです。
スマホの通信制限のこと
契約で3GBまでは定額で、その後はスピードが落ちます。5GBにしますか、50GBにしますか。どの契約にしますかという話をしたことがあると思います。
これはデータ容量ギガバイトのことです。
CPUのこと
スマホのCPU 1.8Ghz(Snapdragon865)
パソコンのCPU 2.9Ghz(corei5-9400F)
これはクロック周波数のギガヘルツです。
Wi-Fiのこと
Wi-Fiの接続は5Ghzの方が早いけど、電波が遠くまで届くのは2.4Ghz
接続のSSIDに
-Gとあるのが2.4Ghz
-Aとあるのが5Ghz
これは電波の周波数ギガヘルツです。
インターネットスピードのこと
光回線は1Gbpsなので早いです。
Wi-Fiの次世代規格 Wi-Fi6は10Gbpsになります。
これは、回線容量とスピードのギガビーピーエスです。
ギガっていっぱいあるけど要は単位の事です
キロ、メガ、ギガ、テラという単位の事です。
1,000が1K
1,000,000が1M
1,000,000,000が1G
1,000,000,000,000が1T
これが基本的な考え方ですが、コンピュータの世界では、厳密に言うとほんの少し数字が違います。
コンピュータは0と1の世界で出来ていますので、2進数を使います。2の10乗が1024です。1024バイトになります。
1024バイト=1Kバイト
1024Kバイト=1Mバイト
1024Mバイト=1Gバイト
どのギガがどちらかというと、メモリとハードディスクなどの容量を示す場合は、1024バイトを基本にしています。スピードなどは、1000を基本にしています。
ではスマホの5Gとは何でしょう?
スマホの次世代通信システムで「5G」と聞いたことがあると思います。
これは「ファイブ ジー」と読みます。上記のギガとはぜんぜん意味が違います。第1世代、第2世代、第3世代ときて、今が第4世代の4G(フォージー)、そして第5世代の5Gになるということです。
ギガじゃなくて良かった。
まとめ
スマホ、インターネットの世界では「ギガ」という言葉がいろいろあります。話す人が気をつけないと聞いている人には伝わらないかもしれません。
「スマホ、何ギガ?」
と聞いても、メモリの事なのか、ストレージの事なのか、通信契約の事なのか答えられません。
ほんの少しでも理解していくことで、ちぐはぐな会話をすることのないように気を付けてください。