新築・リフォーム時に忘れがちなコンセントの場所8選と電気屋さんへの伝え方

あなたは新築やリフォームの際、コンセントの場所で後悔したことはありませんか?設計図を見て「ここにコンセントが要るな」と思っても、実際に入居してみると「あ、ここに欲しかった」と気づくことが多いものです。

今回は、新築時やリフォーム時に忘れがちなコンセントの場所8選と、電気屋さんに分かりやすく伝える方法をご紹介します。ぜひ最後までご覧ください。

忘れがちなコンセント8選

  1. ベッドサイド
  2. クロゼット内
  3. キッチンパントリー
  4. 洗面台横
  5. 玄関
  6. リビング作業スペース
  7. リビングソファ付近
  8. ランドリースペース

1.ベッドサイド
携帯の充電や目覚まし置き場の棚に必要です。ベットの位置は変わるときもあるので、反対の向きになった時でもコンセントがあるようにします。

2.クロゼット内
掃除機の充電や、光回線を引き込んだ時の機器類にコンセントが必要になります。

3.キッチンパントリー
パントリー内で使う家電用にあると便利な時があります。

4.洗面台横
ヘアドライヤーやシェーバー用に必要になります。

5.玄関
シューズボックス上に携帯充電用や非常用の小さな照明があると便利です。

6.リビング作業スペース
パソコン用に近くにあると便利です。

7.リビングソファ付近
ソファかテーブルの近くにあるとスマホの充電や小さな照明を付けるのに便利です。

8.ランドリースペース
洗濯機と乾燥機用で2か所のコンセントを2回線で必要です。乾燥機を絶対に使わないのであれば、1つで大丈夫です。

生活パターンを想像しながら、必要なコンセントの場所を事前に検討することが重要です。コンセントが多ければ良いというわけではなく、無駄な出費にならないよう気をつける必要があります。

電気屋さんへの分かりやすい伝え方

電気屋さんに直接口頭で伝えるよりも、平面図に簡単な記号を書いた方が確実に希望が伝わります。

  1. 平面図のコピーか手書きの簡単な平面図を用意する(白黒がベスト)
  2. コンセントを付けたい場所に、○の中に赤い部分と2本線を入れた記号を書く
  3. 高さを指定する場合は「H300」(床から30cm)などと記載
  4. 用途が分かりにくい場合は「洗濯機用」など文字を添える

これにより電気屋さんは適切にコンセントを取り付けてくれるはずです。

その他の注意点

  • これからは「アースターミナル付接地極付コンセント」が一般的
  • 冷蔵庫や洗濯機などの電気製品は、アース線を必ずコンセントに接続する

これからは、アース付きのコンセントが一般的になります。電気屋さんには、もうすでに周知されていますので、何も言わなくてもこの形のコンセントを付けるはずです。心配であれば、「アースターミナル付接地極付コンセント」を付けてくださいと話してください。

理想の住まいを実現するためにも、コンセントの場所は事前によく検討しましょう。

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